ライターの坂本リエです。 2023年10月5日、田園都市線桜新町に「アマムダコタン」のセカンドブランド「daco(ダコー)」がオープンしました。 9月16日に系列の揚げたて生ドーナツ専門店「I’m donut ? omotesando」がオープンしたばかり。勢いが止まらないですね。 今回はレセプションに参加したので、ご紹介します。
「daco」は、福岡・六本松と東京・表参道に店舗を展開しているベーカリーブランド「アマムダコタン」のセカンドブランドとして誕生しました。「アマムダコタン」のパンはボリューム満点のビジュアルが特徴ですが、「daco」はコンセプトを新たに「時代の需要に応えた“都市型パン屋”」として、これまでのパンの既成概念を覆し、一人分にちょうどいい、あえて小ぶりな食べきりサイズのパンにしたそうです。
小さくても歯切れが良くもちっと水分が保たれた生地や、ワクワクするビジュアル・おいしさを職人が追求し、一人暮らしの方やパン好きの人たちがもっと気軽にパンを楽しめるよう思いを込めて作り上げたそうです。
ここでオーナーシェフ平子さんにインタビューしました。
Q.dacoの由来を教えてください。
「ヒラコンシェでこれまで展開してきた「アマムダコタン」「カフェ ダコタン」「ダコメッカ」の系譜を引き、今回のコンセプトに合わせてよりシンプルな表現にこだわり「daco」に決定しました。「ダコー」という響き の可愛らしさも大切にしています」
Q.今回なぜ桜新町にオープンしたのですか?
「郊外にも出したいという想いと桜新町の穏やかで気持ちのいい空気に出会ったことがきっかけで、『daco』誕生の地としてご縁を感じ、オープンに至りました」
Q.お店のポイントを一言お願いします。
「あえて小ぶりで、選べる楽しみ、そして残さず食べきれる安心感を目指した dacoのパン。これまでの美味しさを損なわずに小さく作ることはとても難しい事。 ですが、生地のモチっと感、歯切れの良さ、溶け感もある dacoだけのパンが出来上がりました。いつでも暮らしのそばに寄り添い、沢山の人に喜びと豊かさを届けられる、そんなお店になるのではないかとワクワクしています。 生まれたてのdaco をよろしくお願いいたします。」(オーナーシェフ平子さん)
田園都市線桜新町駅西口から徒歩約2分とアクセス良好! スタイリッシュな店内に入ると小ぶりでかわいらしいパンがズラーっと並んでいました。トレイを取ったら右側に進みぐるっと回ります。ここで私が選んだ5点をご紹介します。
1つめは「ダコーバーガー」。「アマムダコタン」の代表的な商品の1つ「ダコタンバーガー」であるのと同じく、「daco」にも「ダコーバーガー」が登場。“小さくても美味しい”を詰め込んだ、「daco」の代名詞のようなバーガーに仕上がっています。 肉汁溢れるジューシーなパテにフレッシュなトマトとアルファルファがさっぱりとした後味。小さいながらも食べ応え抜群!
2つめは「明太ジェノベーゼ」。ヒラコンシェのベーカリーブランド全店舗に共通して明太子を使用したバケット商品を展開していて、「daco」では明太子とジェノベーゼを掛け合わせています。ジエノベーゼのバジルの代わりに大葉を使い、より親しみやすい味に仕上げたんだとか。
外はパリッと中はもちっと弾力あり、むちっと歯切れが良いです。オリジナル明太ソースは風味が濃く安定のおいしさで、そこに大葉で作られたジェノベーゼが最高! 口の中で合わさって鼻に抜ける香りがいいです。
3つめは「クロワッサンサンド」。美しすぎる断面に惚れました。さっくり&しっとりとしたクロワッサンに半分にカットされたフレッシュキウイが贅沢です。
キウイはかなり大きく、ずっしりとしています。その奥にはクリームが奥までぎっしりと入っていて上にもちょこんとのったクロワッサン帽子がかわいい♪
4つめは「フォンダンショコラ」。電子レンジで少し温めてから食べるとふわふわしっとりな生地からチョコレートがとろり。チョコレートの香りと風味が豊かです。くどさがまったくなく軽いので、ぺろりと食べられます。
最後は「栗のボストック」。食パン生地で作られていてふわっ、しっとりとした生地の上にクッキー生地がかぶさっていてサクサクと甘みがあります。その上に栗が丸ごと1粒のっています。シンプルでやさしい味わいです。
これから話題になるお店になること間違いなしです。ぜひチェックしてみてくださいね。
About Shop
daco
東京都世田谷区桜新町2-10-17日平会館1階
営業時間:当面の間は13:00~18:00 ※なくなり次第閉店
※テイクアウト専門店につきイートインスペースのご用意はございません。
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