こんにちは。ライターの坂本リエです。
2023.6.18 新中野にパティスリー・ブーランジェリー『Préférence(プレファレンス)』がオープンしました。
これまでの経験を活かした素材にこだわったケーキをはじめ、パンや焼き菓子を楽しんでもらえるよう、素材にこだわった商品が豊富に並んでいます。
さっそく、魅力をご紹介します。
新中野駅から歩くこと約3分。駅近でアクセスがいいです。
店名の「Préférence」はフランス語で「お気に入り」という意味。
多くの人に「いつまでも、おいしい」、「私の、お気に入り」と思ってもらえるものをつくりたいという想いを込めてつけたそうです。
オーナーシェフの池田さまは、調理師学校卒業後、都内フレンチレストランにて勤務した後、パティシエに転向。
恵比寿QED CLUB、自由が丘モンサンクレールのパティシエとして修行し、モンサンクレールと同グループ5ブランドの統括責任者を15年勤めた後、Boulangerie Le Ressortにて勤務されました。
Préférenceでは、こだわりのお菓子とパンを楽しんでもらえるよう、素材にこだわった商品が並びます。
店内に入ると左側にパンと焼き菓子、正面にケーキが並んでいました。
右側にイートイン席あり、購入してすぐに食べられるのはうれしい!
一緒にコーヒーや紅茶がいただけます。
ここで私が選んだ商品をご紹介します。
1つめは「白桃のデニッシュ」。
フルーツのデニッシュの中でもひと際輝いていました。
デニッシュにのった桃の迫力がたまりません。
桃は時期により1番良い状態の産地と品種を厳選しているそう。
サックサクのデニッシュ生地に那須の御養卵を使った濃厚なカスタードがたっぷりと入っていてその上に桃がのっています。
桃がジューシーで甘さのバランスがちょうどよくペロリと食べられました。
2つめは「トロアショコラ」。
ブロンド、ノアール、ミルク3種のチョコレートを使った3層のムースは断面が美しい。
3層にしたことにより、口の中で味の変化が楽しめます。
下には薄く焼いたサクサクのクレープ生地、食感がアクセントになっていました。
3つめは「キャラメルクランブルプリン」。
下からこだわりのプリンに、キャラメルソース、シュトロイゼル、ピーカンキャラメリゼとなっています。
コクがあるプリンにビターなキャラメルソースが絡んで全体的に甘さ控えめで大人な味わいです。
4つめは「ピーカンキャラメルバターサンド」(写真左)。
発酵バターを使用したしっとりとしたガレット生地に、フランス産AOPバターを使ったバタークリーム、キャラメルソース、ピーカンキャラメリゼがサンドされています。
ピーカンナッツの香ばしさと食感がアクセントになっていました。
手土産におすすめ。
5つ目は「ガレットブルトン」。
発酵バターのおいしさを存分に味わえるよう、通常よりもやや厚めに伸ばしているんだとか。
「やや浅めに焼成することによりバターと小麦のおいしさを表現しています。ラムが効き過ぎてる配合は好みでは無いため、主役はあくまでバターと小麦が主役。」(池田シェフ)
さっくりとした生地で噛めば噛むほど香り高いバターと小麦のうまみが口いっぱいに広がり至福です。
6つめは「フィナンシェ」。
お店のおすすめ商品。
フランス産AOPバターとマルコナ種のアーモンドといったこれ以上にないくらい最高の原料を使用。
「何年も試作を繰り返し、さまざまなお店のフィナンシェを食べ続け開発したスペシャリテ。
アーモンドとバター、バニラの香り、旨味が存分に味わえます。」(池田シェフ)
一口食べると、バターがじゅわっと広がり後からバニラが香ってアーモンドの香ばしさがついてきます。
フィナンシェってこんなにおいしかったっけ?と思うはず!
最後は「カヌレ」
Boulangerie Le Ressortにて勤務していたときに配合バランス、仕込み方、焼き方、型など、何百回も試作を繰り返しやっと出来た渾身の一品なんだとか。
「甘過ぎる伝統的な配合を、レシピとキャラメリゼを意識した絶妙なタイミングの焼き方で丁度良い甘さとおいしさに仕上げています」(池田シェフ)
外はカリッと中はもっちりと弾力あり、風味と香りがよく甘すぎないので何個でも食べられそう!
ほかにも魅力的な商品がたくさんあります。
レジ横にある「いけふくろう モナカ」も人気商品の1つなんだとか。
見た目がかわいいだけでなく素敵な意味が込められています。
自分へのご褒美や手土産におすすめ。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
Préférence 〔プレファレンス〕
東京都中野区本町4-6-20
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜日
Instagram:@preference_tokyo
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