留まるところを知らない人気を誇る、フランスの伝統菓子“カヌレ”。元々、フランス南西部・ボルドー地方で誕生したものです。ラム酒の香りと、カリッ、モチっとした独特の食感がたまらないと、大ブームを呼びました。
今回は、東京で絶対に食べるべきカヌレの店を紹介。カヌレ好きが本気で選んだ店は必見です。
JR日暮里駅から谷中墓地に続く道を歩いて約10分。2023年4月にグランドオープンした、ブーランジェリー パティスリー「Think(シンク)」。開店して間もなく、人気のあまり完売の日が続く注目の店です。
『Think(シンク)』は1938年に建てられた3軒の古民家の2号棟にあり、パンと菓子の両方を販売しています。ここでしか食べられないパンが並ぶ中、特に人気をなのがカヌレ。
表面はサクッと、中はしっとりなめらか。カヌレ特有のモチッと感を抑えるため、生地は24時間以上寝かせているそう。バニラとラム酒の芳醇な香りが口いっぱいに広がります。
【紹介記事はコチラ】
【東京・日暮里】オープン間もなく毎日完売続きの話題のブーランジェリー パティスリー「Think」(シンク)徹底解剖
About Shop
Think(シンク)
東京都台東区上野桜木2-15-6
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜、火曜
今や日本でも人気の高いフランスの菓子ブランド『エシレ・パティスリー オ ブール』。フランス産A.O.P.認定(※1)の発酵バターを使用したケーキの数々は、類稀なる美味しさで人々を魅了してきました。
『エシレ』のカヌレは菓子好きの中でも、知る人ぞ知る存在。「カヌレ・エシレ」は、渋谷スクランブルスクエア 東急フードショーエッジ店舗のみ取り扱いのある入手困難なカヌレ。現在は、店舗に人が殺到したためオンライン予約された方のみ、店舗で受け取りが可能に。
エシレバターの芳醇な香りが印象的な「カヌレ・エシレ」。薄手にカリッと焼いた外側と、半熟の域を超えたトロトロ食感の中身。一度食べたら忘れられないカヌレです。
(※1)フランス産A.O.P.とは:EUがその土地の伝統的な農産品の保護を目的として、ある一定の規定を満たした商品にのみ付与。エシレ バターはそんな数少ないバター生産地のひとつ
【紹介記事はコチラ】
信じられないトロトロ感。「エシレ」渋谷店限定のカヌレ ~魅惑のカヌレ部vol.08~
※現在販売は予約された方のみとなっています
世田谷区・豪徳寺エリアにオープンした「yerîte(イエット)」。お昼はお菓子屋、夜はビストロのこじんまりとした店です。
壁にはお洒落な写真が飾られ、雰囲気の良い店内はまるでサロンのよう。フランスで働いていたパティシエが作るカヌレは、普通のものより大きく、真っ黒な見た目が印象的です。
「つむカヌレ」は銅型を使用し、蜜蝋で生地を覆っているため、外側はがっつり厚め。ガリガリとした食感とは裏腹に、内側はむにゅっと柔らかいのが特徴です。ラム酒をあまり効かせ過ぎず子どもでも美味しく食べられる味に仕上げたそう。
ガリガリ系が好きな人は必ず虜になる絶品カヌレです。
【紹介記事はコチラ】
昼はお菓子屋 夜はビストロの店「yerîte(イエット)」(世田谷)。2つの顔を持つお店はお洒落な人の秘密のサロン?
※季節によって販売状況が異なる場合があります
About Shop
yerite (イエット)
東京都世田谷区赤堤1丁目8−18
営業時間:12:00~16:00(お菓子屋さん)/17:00~21:00(ビストロ)
定休日:月曜日、火曜日※不定休
都内のスイーツ好きを中心に、話題の絶えない店「feuquiage(フキアージュ)」。ショーケースの中で香ばしい香りを放つ焼き菓子と、店内の至る所に飾られたドライフラワーが印象的な店です。
シェフはインドネシア・ジャカルタの高級パティスリーでエグゼクティブシェフを務めるなどの経験を持つ実力派です。
焼き菓子で有名なこの店で人気なのがカヌレ。フランス産発酵バターをふんだんに使った生地。程よい歯ごたえの外側と、みずみずしい内側のバランスが美味。
さらにインドネシア直輸入のタヒチ種バニラで香りを引き出した、「フキアージュ」でしか味わえない1品です。
【紹介記事はコチラ】
今秋注目の「feuquiage(フキアージュ)」(調布)買うべき全ラインナップ大公開
※季節によって販売状況が異なる場合があります
About Shop
feuquiage(フキアージュ)
調布市小島町1-2-5 アジャンタ調布2 1F
営業時間:11:00~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:月、火、水
本場フランス人が作る、東京でも数少ないパティスリー「Numéro 5 Paris(ヌメロサンク・パリ)」。催事に参加すれば、カヌレが飛ぶように売れる人気の店。
シェフの故郷の味を再現するため、日本の湿度に合わせて試行錯誤を繰り返したというカヌレ。バニラとラム酒を使ったシンプルなもので、外側はカリっと、内側はもっちりとしています。
「ショコラカヌレ」はまるで生チョコを食べているような濃厚さと、とろける食感。
目黒区・緑ヶ丘の閑静な住宅街にあった店舗が今年2023年5月、自由が丘駅から徒歩5分のところにグランドオープン。アクセスが良くなったことでますます人気が高まりそうです。
【紹介記事はコチラ】
カヌレにケーキ、焼き菓子も。本場フランス人がクリエーションする「Numéro 5 Paris(ヌメロサンク・パリ)」(緑が丘)がビジュアルパワーを開放する!
※2023年5月自由が丘に移転
About Shop
Numéro 5 Paris(ヌメロサンク・パリ)
東京都世田谷区奥沢5-25-5 M’s Jiyugaoka 1階
営業時間:11:00~ 19:00/日曜 11:00~ 18:00
定休日:月・火
インスタグラム:@ n5_pinson
園果わたげ
ウフ。編集スタッフ
ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。
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