パンライターの坂本リエです。
今回ご紹介するのは、2023.3.10ミッドタウン八重洲内にグランドオープンした「POINT ET LIGNE(ポワン・エ・リーニュ)」。
丸の内・神田に続いて3店舗目になります。ほかの店舗では取り扱いのない八重洲店限定のパンが多数ありました！魅力をご紹介します。
東京駅八重洲口から歩くこと約2分、八重洲セントラルスクエア内にあります。
入り口がスタイリッシュで少々分かりにくいので注意。
平日のお昼前に着くとゆったりと選ぶことができました。
店名のPOINT ET LIGNEは、フランス語で「点と線」を表す意味。
丸の内という東京の起点から、世界という線へ、MADE IN TOKYOのパンのおいしさを発信したいという願いが込めているそうです。
原始的で素朴、普遍的(プリミティブ)な素材を現代的(モダン)に再構築。
製粉機や薪火、石窯などをひとつの店舗内に集約した国内でも珍しいオープンキッチンに、3面ガラス張りの開放感ある店内は、職人や料理人の技巧をダイレクトに感じることができ、「食」の楽しさを体験出来るような空間創りになっています。
木製の製粉機を店内入り口に設置し、契約農家の有機小麦を玄麦から自家製粉し、薪式、ガス式、電気式それぞれの火力の特性を使い分け、職人によって生地作りから焼き上げまでを行っているそうで、期待が高まりますね。
パンは常時30種類前後が並んでいます。
POINT ET LIGNEのパンは比較的日持ちが長いものが多くあります。
新丸ビル店で焼いた既存の人気商品も置いてあるので、ポップを要チェック！
奥にはダイニングがあり、厳選した食材を薪火で丁寧に焼き上げ、自然の恵みをダイレクトに楽しめるメニューが揃っています。
購入したパンをいただくことも可能です。
ここで私が選んだ4点をご紹介します。
1つめは八重洲で焼いた新商品「カカオルージュ」。
フルーティーなオーガニックカカオニブとクランベリー、くるみのパンです。
噛むとクランベリーが弾け、くるみとカカオニブの食感がアクセントになっています。
噛めば噛むほど深みが出てきて楽しい逸品。
チョコレートが入っていないのに、ほんのりチョコの風味が広がります。
半分はそのまま食べて、残りはクリームチーズをのせて食べるのがおすすめだそうですよ。
また、薄めの赤ワインや浅入れのコーヒーとの相性がいいそうです。
2つめは八重洲限定「黒食」。
オーガニック全粒粉40％使用、黒糖を使ったノンオイルのパンドミです。
ふんわりしっとりかつ密度が高いのでもっちりさもあり。
噛むと黒糖のコクが広がり懐かしい甘みと全粒粉の香ばしさが口いっぱいに広がり贅沢。
トーストすると外さっくり中ふわふわと違った食感が楽しめます。
シンプルにバターを塗るのがおいしかったですが、オリーブオイルの相性もいいそうです。
3つめはPOINT ET LIGNEで人気NO.1の商品「アンビザー」。
東京らしさをイメージしたスタイリッシュなあんぱんは細長くワンハンドで食べやすいです。
黒糖風味のこしあんは、オリジナルレシピ！
くちどけのなめらかな食感の秘密は裏ごしを繰り返すことで通常よりもキメが細かく仕上がるからだそうです。
端から端まで餡がたっぷりと詰まっていて餡好きとしてはたまりませんでした。
外はオリーブオイルが香るしっかりした食感、中はもっちりと噛み応えがあり歯切れのいいセミハードな生地となっています。
※卵・乳製品は不使用
最後は数量限定＆春限定の「ドゥビザーさくら」。
ほかの方も購入していて、人気が伺えました。
季節の素材を使用したなめらかなこしあんを、デニッシュ生地で包んでいます。
今の時期は桜餡です。
パリパリとしたバター香る生地とあまじょっぱい桜餡の相性は抜群！
芸術的なデニッシュとしてテレビでも紹介されたそうです。
まるで高級菓子のようでした。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
POINT ET LIGNE(ポワン・エ・リーニュ)八重洲ミッドタウン店
東京都中央区八重洲2-1-4 東京ミッドタウン八重洲1F
営業時間:10：00-19:00※なくなり次第終了
Instagram: ＠point.et.ligne
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