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「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

パンライターの坂本リエです。
元町・中華街といえば中華街や食べ歩きのイメージがあるかと思いますが、じつはパン屋の激戦区なんです。おしゃれで今時っぽいパン屋から歴史ある老舗のパン屋まで幅広くあります。お店によって雰囲気が違うのでパン屋巡りをしても楽しいですね。
今回は2019年12月にオープンした MARINE BAKERYをご紹介します。 

パンの多くはルヴァン(発酵種)を使用!無添加素材を使ったこだわりの食材で作るパンと焼き菓子

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

元町・中華街駅から徒歩約3分。青の外観とツタが目印です。 
この一角だけまるでフランスにいるかのような異国感が味わえます。
いかりをデザインしたマークとネオン管がおしゃれで思わず写真を撮りたくなりました。
 
マリンベーカリーという名前の由来は、横浜に合う名前にしたいと考え、店舗から海や船、マリンタワーが見えることから名づけられたんだそう。素敵!

イートインが可能で、店内は8席、テラス席は6席、ウッドデッキは4席あり、ペット同伴可。 
休日の11時頃に行くと列ができていて、席もちらほら埋まっていました。 
ほとんどの方がテイクアウトでしたが、列が途切れないので人気が伺えます。

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト
「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

店内に入ると左右にパンが豊富に並んでいます。
最近では、パン好きで女優の木南さんが紹介していたそうですよ。 

「マリンベーカリーのパンはフランスの昔ながらの製法で作る伝統的な製法を多く取り入れています。
ルヴァン種やサワー種など各種発酵種を使う分けて風味を良くしています。
加水を多くし、低温長時間する事で小麦本来の味と甘みだし食感はしっとりもちもちになります。
あとは多くの商品にフランスの食材や海外の食材を使用しているので本場の味を出しています。」(佐々木さん)

MARINE BAKERYのオーブン2台あり、イタリア製のVENIXを使用していて2019年12月現在、日本ではここだけなんだとか。 
小型ながら大型のスチームコンベクションに引けを取らないパワーがあります。
2台目は、パンをふっくらおいしく焼き上げるために焼成にはフランスの製菓・製パンのシェア率70~80%を誇るフランスボンガード社のオリオンを使っているそう。 
最上段のカマには自然石を周囲にひきつめていていて特に蓄熱が高く、火の入りがゆっくりと入るのが特徴です。
オリオンのカマで自然石を作ったカマはここだけだそうですよ。
フランスの製法・食材・オーブンを使う事により、フランスと同等かそれ以上のクオリティーに仕上がっているんだとか。

パンの生地は低温長時間発酵のため、なくなり次第閉店します。 
早い時間帯に行くのがおすすめ。 

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

レジ下のショーケースにはサンドイッチやタルトがあります。 

ここで私が選んだ商品をご紹介します。

①一番人気!美しい層の生地の中にまろやかなカスタードクリームがたっぷり「エッグタルト」

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

1つめは一番人気商品「エッグタルト」。
MARINE BAKERYといえば!な商品です。
生地には北海道産の強力粉と薄力粉を合わせて、折込バターは発酵バターをふんだんに使用。タルトの卵液は、北海道産の生クリーム、マダガスカル産のバニラビーンズなどを使用して香りが良くてクリーミーに仕上がっています。
マリンベーカリーの横濱エッグタルトはポルトガルタイプのエッグタルトということになります。
パイの折り方と成形の違いで、通常のパイの折り方は層が横になるのですが、マリンベーカリーのエッグタルトの層は縦になっています。
縦になっていることで余分な油脂が型の下に流れて揚げ焼きになるそうです。

層が重なるパン生地の中に、まろやかで濃厚なカスタードクリームが詰まっています。
サクサク&とろとろのダブル食感がたまらない♪
小ぶりなのでおやつにぴったりですよ。

②人気ナンバー2!あまじょっぱいバランスが絶妙!「塩バターパンのあんバター」

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

2つめは「塩バターパンのあんバター」。
ライ麦の全粒粉を使ったハード系のパン生地はポテトが使われていて、外はもっちり、中はしっとりとした食感なんです。生地には北海道産の小麦粉、石臼引きのライ麦の全粒粉、サワー種などを使用。
もちもちの食感を出す為にもうひとつやっていることは、生地を低温の状態から焼き上げていることとコクを出す為にラードを使っています。
巻き込んでいるバターと挟んでいるバターは北海道産の有塩バター、あんこは北海道産小豆を低糖で炊いたものは上品な甘さですね。
有塩バター、コクがありちょうどいい塩味があずきの甘さを引き立てています。
最大の特徴としては海の化石と言われているヒマラヤ山脈の黒岩塩を使っていること。もちろん100%天然成分・無添加な安全な塩です。

③顎酷使系好きはこちらがおすすめ!「プチバケット(あんバター)」

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

3つめは「プチバケット(あんバター)」。
フランスパンの特徴は、ルヴァン種を使用しているので風味豊かという事と
フランスの伝統的な製法で仕込んでいること。
生地を低温長時間発酵しているのでもちもちした食感です。

MARINE BAKERYでは、あんバターサンドが2種類展開されています。
プチバケットは低温長時間発酵で外はカリッと中はもっちりとしていて弾力があります。
噛めば噛むほど風味豊かな味わいが広がってクセになる味わいです。

④どーんと挟まれたビジュアルが最高!「プチバゲット(ショコラ)」

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4つめは「プチバゲット(ショコラ)」。
ミルクチョコ味の板チョコが2枚、北海道産の有塩バターと一緒にもちもちとした生地に挟まっています。
マリンベーカリーの生地の塩は沖縄の塩(シママース)を使っているこだわり。
噛めば噛むほど小麦のいい香りと香ばしさが口いっぱいに広がりました。

⑤ふんわりもっちりとした生地から飲めるクリームが溢れ出す!「生ドーナツ(カスタード)」

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

最後は「生ドーナツ(カスタード)」。
ブリオッシュ生地を高温で短時間で揚げた生地にクリームをたっぷりと詰めています。
ふんわりとやわらかくもっちりとした生地に濃厚なカスタードクリームが馴染んで一瞬で溶けてなくなりました。
ほかにピスタチオクリーム・きび砂糖・シナモンがあります。

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

にこちゃんマークの焼き菓子やカヌレも売っています。 
日持ちがするので手土産に喜ばれそうですね。

「MARINE BAKERY(マリンベーカリー)」(横浜・中華街)サクサク&とろとろがたまらない!発酵バターをふんだんに使ったエッグタルト

駅から近くサクっと買いに行くのに便利。 
小ぶりなパンや、がっつり食べられるパン、かわいいパンなどたくさんありました。 
パンと一緒にコーヒーを合わせても良いですね。 
カフェインが気になる方はカフェインレスコーヒーもありました。 

横浜に来た際はぜひ足を運んでみてください。 

About Shop
MARINE BAKERY(マリンベーカリー)
住所:神奈川県横浜市中区新山下1-2-1 
電話番号:045-264-4951 
営業時間:10:00~19:00 
定休日:月・火曜日 ※祝日の場合は翌日休み 
Instagram @marine_bakery121

坂本リエさん

坂本リエ

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主婦誌「サンキュ!」オンラインで記事を執筆ほか、「saitaPLUS」などでレシピ提案も行う。パンライターとして活躍する傍ら、子育てに奮闘するママ。インスタグラムのアカウントは(@r11echan