兵庫県・姫路で2015年にオープンし、地元の方から愛されているパティスリー「パティスリーアリス・エ・レーヌ」。
フランス菓子を基調としたケーキや焼き菓子など幅広いラインナップを販売されています。
そんなお店で人気を誇るスペシャリテ“姫フォンダンショコラ”は、累計10万個突破するなど話題を集めています。
ナイフを入れるとトロリと流れ出てくるガナッシュは、まるでレストランで食べているような味わい。
さらに常温保存で30日まで日持ちするフォンダンショコラで、遠方の方への手土産にもぴったりなんです!
そこにはパティシエールである首藤シェフの想いが隠されていました。今回はそんな首藤シェフが作るお菓子の魅力に迫ります。
2015年10月に兵庫県・姫路市にオープンした「パティスリーアリス・エ・レーヌ」。
パティシールである首藤裕恵シェフは、20代から神戸の洋菓子店やレストランの経験を経て渡仏。帰国後、東京・自由が丘にある「モンサンクレール」で辻口博啓氏に師事した実力派パティシエールです。
そんなモンサンクレール時代に辻口シェフに習った“お菓子に対して正直に、当たり前のことを当たり前にやる”ことを大切に日々お菓子作りに励まれています。
スペシャリテである“姫フォンダンショコラ”は、そんな修業時代に料理人が作るフォンダンショコラがきっかけになっているのだとか。
レストランパティシエールとしてオープニングに関わっていた首藤シェフ。
その時に料理人が作り出す、コース料理の最後に、目の前のお客様の食事が終える瞬間に合わせてその場で作り上げる、熱々の“フォンダンショコラ”のトロける食感に目を奪われたそう。
そんな光景から、自分のお店を作る際に真っ先に表現したかった「フォンダンショコラ」をスペシャリテにされています。
熱々に流れ出すショコラの感動を、レストランのお皿の上だけでなく、おうちでも味わってもらえる身近なお菓子にする為に、2年の歳月をかけて開発。
材料選び、油分や水分量等のレシピ自体を全く独自で組み立てる所からスタートし、常温保存が最高30日まで保てるフォンダンショコラのレシピが完成したそう。
いまでは「第12回チームシェフコンクール」で姫フォンダンショコラが「審査員特別賞」他5つの賞を受賞するなど注目が高まっています。
果たしてどのような味わいなのでしょうか。
独自開発商品で製造より常温保存30日保てる「姫フォンダンショコラ」。
レンジで20~30秒温めると、外側のしっかりした食感、中央にはとろり流れ出すガナッシュに、その周りの半熟ショコラ。
3つの異なるチョコレートが口の中で混じり合います。そのまま食べてもしっとり食感でたまりまらない一品。
焼き菓子もおすすめ。
レンゲはちみつを練りこんだサブレで、噛めば噛むほどはちみつの甘みが口いっぱいに広がる「サブレミエル」や、これでもかというぐらい香ばしい、水分を極端に焼き切った焼チョコサブレ「エトショコラ」。
日持ちがして気軽に食べたい時に食べれる熱々の「姫フォンダンショコラ」は、まさに首藤シェフの代表するお菓子です!
店舗はもちろん、公式オンラインストアでも販売しているので手土産にもおすすめです!
About Shop
「パティスリー アリス・エ・レーヌ」
兵庫県姫路市安田4-151 メゾンセルベイル 101
営業時間:10:00~18:30
定休日:火曜日 ※不定休、詳しくはインスタグラムやHPをご確認ください。
公式Instagram
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)
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