2021年3月にオープンした「シヅカ洋菓子店」。
白金高輪・麻布十番・三田の各駅から歩いて10分程にあり、自然と調和した優しいお菓子は連日人気を呼んでいます。
中でも毎週月曜日にオンラインで販売開始されるクッキー缶は、販売と同時に売り切れる人気商品。各メディアでは、その美しいクッキーと、圧倒的な存在感に連日取り上げられ、手土産の定番にもなりつつあるほど。
今回はそんな「シヅカ洋菓子店」を取材。ぎっしり詰まった、見た目も美しいクッキー缶の魅力や美味しさへのこだわりを聞いてきました。
オープンはコロナ禍の2021年3月。
ターミナルや駅・繁華街・メインストリートにオープンいう、従来のビジネスモデルではなく、白金高輪・麻布十番・三田の各駅から歩いて10分程の地域に密着した住宅街にあります。
2022年には銀座店ができ、オープン時は連日行列ができるほどの人気に。
シヅカ洋菓子店の特徴は、出来るだけ余計なものを加えない、引き算のお菓子だという。そのため素材の味わい、バランスなどが極めて重要と考え、お菓子を作られているそう。店名にある「研究所」という名前通り、1g単位で素材の調整を測られているそう。
店内で働くスタッフたちの着ている服も、パティシエというよりもまさに研究員のような白衣に。店内も見渡せば、科学研究所を思わせるようなデザイン性ある空間に。
またお菓子のラインナップは、定番アイテム以外にもシーズンアイテムがあり、飽きを感じさせないよう、季節を感じる旬のものを使用しており、四季が変わる度に購入する方も多いんだとか。
使用する原料もできる限り有機栽培や減農薬栽培のものを選ばれており、環境にいいというだけではなく、“一番は美味しいもの”を作るために試行錯誤を重ねられたお菓子の数々。
また膨大なエネルギーを消費しながら輸送されてくる輸入原料に頼らず、主原料はできるだけ国産原料を使用しているんだとか。
国産を使用することで、国内農家の活性化への助力の一旦も担われています。
店名である“シヅカ”は、「自束」「自然の束」「自然を束ねる」という意味。
シヅカ洋菓子店のお菓子に使用する食材やパッケージ原料はできるだけ環境への負荷が少ないものを選ばれており、まさに店名の“シヅカ”そのもの。
毎週月曜日の12時からオンラインでも販売されるこちらのクッキー缶。販売と同時に売り切れる人気商品。
中でもヨーロッパの美しい田園風景を想い起させるアソート「No.1 Shizuka Biscuit」は、絶大な人気を誇ります。
環境に配慮した原料を使用したビスケットは素朴でありながらも奥深い味わいと優しさ、そして美しさも感じさせてくれるクッキー缶です。
そして素材の味わいをしっかり感じられる大きいサイズに、均一されたバランスはシヅカ洋菓子店ならでは。
研究所をイメージされたナンバリングを商品それぞれに振り分けられていて、品名を言わずとも品番で注文が簡単にできるようにも工夫されています。
フレーバーは、ハニー・紅茶・全粒粉・ダブルカカオ・レーズン・フロランタンの6種。
おすすめは、「全粒粉」と「フロランタン」。
北海道産小麦の全粒粉と鹿児島産キビ糖を使用した、サクッとホロホロした食感に塩味がたまらない「全粒粉」、そしてキャラメルコーティングした有機アーモンドを使用した「フロランタン」の満足感ある厚めのビスケット生地とアーモンドの香ばしさがクセになります。
余計なものを加えない引き算のお菓子。シンプルながらも素材の奥深い味わいと優しさ、そして美しい、シヅカ洋菓子店ならではのクッキー缶。店頭はもちろん、毎週月曜日12:00からのオンライン販売でも購入することができるのでぜひ食べてみてくださいね。
About Shop
「シヅカ洋菓子店」
東京都港区三田5-4-10
営業時間:11:00~18:00
公式Instagram
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)
Writing / Takuma
Photo / クリーム太朗
注目記事