パン好きライターの坂本リエです。
2022年11月16日、京都の老舗ベーカリー「GRANDIR(グランディール)」が東京・大森にグランドオープンしました。
関東初出店は、2022年4月28日に亀戸にオープンした「カメイドクロック店」。今回「アトレ大森店」は、関東2店舗目となります。
オープン日に行ってきたので、魅力を紹介します。
JR大森駅直結アトレの3階にあります。
オープン日は平日でしたが、20組ほどの列ができていました。
地元の方がオープンを待ち望んでいたと話していました。
イートイン席はテーブルとカウンター席を完備。
カウンター席には、コンセントがあるのもうれしいポイント。
イートイン席を抜けるとおいしそうなパンが両脇にずらりと並んでいました。
自分で選ぶスタイルです。
棚の奥では作っている姿が見れます。
どんどん焼きあがるパンのおいしそうな香りが広がって食欲をそそります。
惣菜系からスイーツ系まで幅広く並んでいて、どれにしようか迷ってしまうラインナップ。
ベーグルだけで数種類揃えています。
ホシノ天然酵母の生種を使い、独特かつ芳醇な香りや旨みが噛めば噛むほど広がり、もっちりとした食感が楽しめます。
シンプルなプレーンをはじめ、名古屋の老舗お茶専門店「妙香園」のほうじ茶を使用した「ベーグル ほうじ茶と渋皮栗」が12/25までの期間限定商品として並んでいました。
ほかにも明太子やブルーベリー、ソシソン(ソーセージ)などさまざまなフレーバーがありました。
グランディールから誕生した高級食パン「京食パン」は、独自ブレンドの国産小麦を使っているんだそう。
柔らかいだけではなくもっちり引きのある日本人好みの食感に仕上げたんだとか。
生クリーム、蜂蜜、バターを使い、ほのかに甘みが感じられるそうです。
隠し味には塩麹とマスカルポーネチーズを使うことで特有のコクと旨味が広がるそう。
ここで私が選んだおすすめ商品をご紹介します。
1つめは「黄金のメロンパン」。
あっという間に店頭に並んでいる分はなくなっていました。
追加で焼き上げるということで、焼き立てをゲット。
ふわふわ過ぎてびっくり!
卵黄仕立てのさっくりとしたメロン皮と、生地に包み込んだバターの香りが口いっぱいに広がります。
さっくりふわっとした食感がたまりません。
素朴でありながらもコク深く、人気なのが頷けます。
2つめは「ジャポネ」。
フランスパン生地に北海道産の小倉餡(きな粉入り)と有塩バターがサンドされています。
有塩バターの塩味が小倉餡のやさしい甘さを引き立たてています。
甘じょっぱさにきな粉の香ばしさが相性抜群!
たくさんのあんバターサンドを食べてきましたが、きな粉が入っているものに初めて出会いました。
3つめは「チョコパイ」。
チョコをパイ生地で包み、仕上げにザラメがたっぷりとまぶされています。
そのままでもサクサクなパイ生地の食感やチョコが味わえるそうなのですが、せっかくなのでリベイクすると、パイ生地はザックザク、中からとろ~りとチョコが溢れ出しました。風味豊かで濃厚ですがビターな甘さでくどさがなく、ぺろりと食べられます。
コーヒーやカフェラテと一緒に一息ついてほしい!
4つめは「ソシソンラタトゥイユ」。
パン生地からはみ出た大きなソーセージに食欲をかき立てられました。
かじると粗挽きならではのパリッと食感、肉汁が溢れ出るほどジューシーです。
さらに野菜とトマトの旨味が広がるラタトゥイユとの組み合わせで食べ応え抜群!
ランチはもちろん、晩酌のお供にもおすすめだそうですよ。
5つめは「京食パン~胡麻とこしあん~」。
1枚売りされていてたくさんのフレーバーを買って行く方が多くみられました。
私が並んだ時にはプレーンと胡麻とこしあんの2種類のみになっていたので、胡麻とこしあんを選びました。
トーストすると、外はカリッと中はふんわり。
なめらかな口あたりですっきりとした甘さのこしあんと、白胡麻と黒胡麻の2種類の胡麻が混ぜまれています。
ごまの風味がしっかりと感じられ風味が良く、こしあんのほどよい甘さで上品に仕上がっています。
どこを食べてもあんこの甘さを楽しめるようにマーブル状に混ぜ込んでいるそうですよ。
バターをのせてあんバタートーストもおすすめ。
最後は「クッキー(バター)」。
レジを並んでいる際、横にありつい手に取ってしまいました。
おやつはもちろん、手土産にも喜ばれそう!
バターの香り豊かな味わいとほのかに香るシナモンやアーモンドの食感が楽しいクッキーです。
ほかにもサンドイッチやプリン、カヌレなどおいしそうなものがたくさんあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
About Shop
グランディール アトレ大森店
東京都大田区大森北1-6-16 アトレ大森3F
営業時間:7:00~21:00
定休日:無休(施設に準じます)
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