パン好きライターの坂本リエです。
今回ご紹介するのは、2022年4月8日幡ヶ谷にOPENした「steppin ‘(ステッピン)」。
パン好きたちの”おいしすぎる”という口コミでたちまち話題になっています。
朝8時から開いているので、出勤前に買うのもおすすめ。
こだわりのパンたちをご紹介します。
京王線幡ヶ谷駅を降り、住宅街を歩くこと約8分。
平日の11時頃は待ち時間なくゆっくりと選べました。
引き戸を開けるとおいしそうなパンや焼き菓子が出迎えてくれます。
市村シェフは北海道のパン屋さんで修行をされ、六本木の有名ベーカリーのご出身なんだとか。
「steppin ‘」では、北海道の小麦を中心にパンに合わせて全国各地の国産小麦を使用しているそうです。
中でも特におすすめなのが「パン・オ・ルヴァン」。
ルヴァン種とライ麦を40%のものを使用していて、酸味が絶妙なんだとか。
パンだけではなく、空間にもこだわりが。店主がアンティークが好きだそうで内装や小物もぜひ注目してください。
店内に流れるミュージックはレコードで耳を澄ませたくなること間違いなし!
私が購入した3つのパンをご紹介します。
中でも1番口コミが多いのは「クロワッサン」。
小ぶりで朝食やおやつにもぴったりなサイズ感です!
リベイクすると外はパリパリ、中はしっとりもっちりとしてヒキがあります。
もっちりとするクロワッサンって珍しい!
発酵バターを使用していて、噛むとバターの甘みと風味が口の中にじゅわ~と広がり至福です。
端がカリカリとして香ばしくクセになりました。
何個でも食べられそう。
2つ目は「ビスケット」。
腹割れがとてもおいしそうで惹かれました。
中でもメープルの艶が美しく、メープルビスケットにしました。
封から出すと、甘い香りが広がります。
生地は外側サクサク、中ほろほろとほどけ、カリカリとしたメープルソースの食感がたまりません。
甘そうな見た目ですが、やさしい甘さでくどくないです。
ずっしりと食べ応えがあって、ボリューム満点!
最後は「エンガディナー」。
エンガディナーとは、タルト生地にキャラメルヌガーを絡ませた、くるみがたっぷりとのったスイスの伝統菓子です。
今までに見たことがなかったので、断面の迫力に負けました。
くるみ好きとしてはたまらない量ですね。
カリカリとした食感がアクセントになっています。
キャラメルがビターなのでこれだけぎっしりとのっていても重たくないです。
タルト生地はしっとりやさしい甘さが広がります。
焼き菓子というよりはまるでケーキのよう!
8時から開店していることもあり、日によってはあっという間に売り切れる日もあるので早めの時間に行かれると安心です。
ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
steppin'(ステッピン)
東京都渋谷区本町6-37-10
営業時間:8:00-売り切れ次第終了
定休日:水・木・不定休
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