食を通じて、新しい体験を届ける活動をしている「イートデザイナー」西村 隆ノ介さん。見た目にも美しいフルーツサンドやケータリング料理を手掛け、その才能は、飲食だけではなく美容からジュエリーなど、多方面に活躍中です。「にしむー」の愛称でも親しまれる西村さんの、スペシャリテはやはり「フルーツサンド」。家庭でも簡単に作れて美味しいフルーツサンドを今回特別に教えてもらいました! レシピ動画も公開中です♪
今回教えてくれるのは、暑い時期にもさっぱり食べれて、栄養満点のキウイを使ったフルーツサンド。混ぜて、はさんであっという間! 材料からご紹介します。
●キウイ(サン・ゴールド) 2個
●パン 4枚
●甘酒 濃縮タイプ(薄めて飲むタイプ)約120g(1パック350gの3分の1程度)
●水切りヨーグルト 1パック
●バジル 3~4枚
ボウルにヨーグルトを入れ、甘酒を入れます。甘酒は容量分いれず、少しずつゆっくり入れます。甘酒は製品によってはクリームが水っぽく、クリームがゆるくなってしまう可能性があるので、少しずつ混ぜて、クリームの状態を保てるかしっかり見ながら混ぜましょう。
次はキウイを輪切りにしていきます。厚さはお好みで。
パンを袋から取り出したまま、ぱかーんと開くように置くときれいに挟むことができます。
表面にたっぷり塗っていきます。
塗ったうえから、キウイをのせていき、最後にちぎったバジルを散らせばもう完成は、すぐそこ!
サンドしたら、最後はラップでくるんと。その時に、切る位置をマークしておくとキレイにカットできて、断面も美しくなります。
このサンドを冷蔵に入れて、約40分~1時間寝かせたら完成です。寝かせることでクリームがなじんで、美味しくなります。
カットしたら完成です! 夏バテ防止にもなりそうな栄養満点のフルーツサンドの出来上がりです。
「美味しいフルーツサンドにするための秘密は、甘みと酸味、苦みとうまみ、香りのバランスを考えること」と西村さん。キウイと甘酒の甘み、ヨーグルトの酸味、クリームチーズのうまみ、バジルの香り、あらゆる要素のの足し算引き算で美味しいフルーツサンドが出来上がるんだそう。
またパンの選び方にもポイントが。
「さっぱりしたパンがおすすめです。食パンとして完成されている、バターが濃厚なパンや甘みがあるパンは、フルーツがパンに負けちゃうのでおすすめしません。」
・山崎製パン「ロイヤルブレッド」
・敷島製パン「超熟」
・フジパン「本仕込」
ぜひ皆さんも家族で、カップルでフルーツサンド作ってみてくださいね。
Profile
西村隆ノ介 Nishimura Ryunosuke
イートデザイナー。「にしむー食堂」を立ち上げ、渋谷6curry等で出店するほか、ケータリングサービスなども行う。コスメやジュエリーのプロデュース、デザイナーとしても活躍し、マガジンハウスGINZAにてエッセイの連載も持つ。
Photo/Ahlum Kim Writing/Cream Taro
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