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烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

日々変わり続けるカフェブームの中で、新しくコンセプトもユニークなお店が増え続ける東京都、高田馬場エリア。その中でも、台湾人のリウェイさんと、日本人の奥様による「リウェイコーヒースタンド」はひと際異色を放ち、台湾と日本の文化を感じさせる独特な雰囲気の店内で今人気のお店です。多くのプリン好き=プリナーの人たちが今年名前を挙げた、プリンがここに。「ufu.」の8月のプリン特集表紙にもなった、「リウェイコーヒースタンド」を深く掘り下げていきます。

駅から徒歩5分。店内のデザインすべてがリウェイさんの奥さまがデザイン

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

駅からもアクセスがよく、飲食店がズラリと並び、若者が平日も行き交うこの街。リウェイさんのお店は、ひと目見てわかる、まるでアジアの国へトリップしたかのような異国感。「リウェイコーヒースタンド」、リウェイさんの名前をそのままにOPENしてまだ1年のお店です。

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

こだわりの内装、ロゴデザイン、食器の調達、グッズもすべて奥様がデザイン。そのコンセプトを伺うと。

「内装のこだわりは、グリーンカラーが元々好きなこともあり、“緑を基調とした”という決定的な部分を壁で活かしました。また、台湾のローカルな街にはハイビスカスなどの日本にはお花屋さんで購入しなければならないような、そんな草や花、植物が道端に咲いており、わたしはその台湾の好きな部分を店内に持ってきたいと思い、たくさんの植物を店内へ置いています。
デザインは独学で描いてきました。独学なのでどれも独特な絵だと思います。それが良い部分だと思っているのでいろいろな商品へ活かせられて幸せです。」

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

コーヒースタンドながら、お店のスタイリッシュなTシャツや雑貨なども並びます。また台湾ブレンドのオリジナルパッケージのコーヒーやソーサー類など、コーヒー屋らしい商品もしっかりラインナップされています。

烏龍茶シロップと、カラメルをのせて

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

多くのプリン好きの間でも話題になった、こちらのプリンはリウェイさんオリジナル。自家製プリンに、烏龍茶をベースに作ったシロップをかけている点が最大の特徴。リウェイさんに美味しさの秘密を伺うと。

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

「日本風の、カラメルと上に生クリームとさくらんぼではなく、台湾らしさを出したかったが大きな理由です。台湾烏龍茶をプリンに応用するのが、結構難しくて、最初は生地に入れていたのですが色がよくなく食感もいまいちでした。そこで、シロップにすることにしたんです。構想から、試作を重ねて2か月以上かかって今のプリンになります。甘さの調節とかも結構難しかったです。」

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

「また上にのっている、べっこう飴は台湾ではよくフルーツの飴があったので、それを意識してのせています。カリッとした食感と風味がいいアクセントになりますね。」

二人の好きがつまった一皿に

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

「プリンの食感は、やわらかめです。最近はかためプリンは流行っていますが、僕が好きなのはやわらかめの食感なので、僕と妻の“好き”をこの一皿につめこみました。」

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

夫婦の「好き」がつまった店内と、そしてプリンにもその世界観が。また使っている食器も、日本×台湾を意識しており、プリンの器は「有田焼」。そしてリーウェイさんが入れるコーヒーカップは台湾の焼き物なんだそう。

烏龍茶シロップで作るプリン。今もっともアツい高田馬場エリア「リウェイコーヒースタンド」

リウェイさんが入れる、コーヒーのラテアートはバリスタ界でも有名人に。美しいラテアートに、日本人の若い子の弟子も多いそう。次回は、そんなリウェイさんが日本と台湾のコーヒーカルチャーの違いと、ラテアートの魅力を語ってくれます。お楽しみに。

About Shop
リウェイコーヒースタンド
東京都新宿区高田馬場4-18-12(MAP
営業時間:11:30~19:00(月曜日のみ12:00~18:00)
定休日:不定休

Photo/Yoko Nakata Writing/Cream Taro