スターダストプロモーション所属、モデル名和風歌さん(fuuka_nw)の連載で、前回紹介した日本橋に店を構える「teal」。
2021年の11月に日本橋の歴史的建造物で、昭和初期の名建築の一つでもある日証館にOPENしたチョコレート&アイスクリームショップです。前回の記事では、お店で食べられる絶品のアイスクリームを中心にお届けしてきましたが、今回はバレンタイン間近ということもあり「teal」で買うことができる絶品のチョコレートギフトとテイクアウトできる生菓子を中心にお届けしていきます。
※撮影のため、撮影中のみマスクを外しています。
最寄り駅は、日本橋駅または茅場町駅。徒歩5分程度とアクセスもよく、実業家・渋沢栄一の邸宅が建っていた歴史のあるエリアです。
壁や天井の一部の剥き出し部分をあえて残したという店内。ティールグリーン=「鴨の羽色」の商品棚や白タイルのショーケース・テーブル、ボタニカル柄のクッションなど、古いものが持っている空気感と近代的な部分と織り交ぜた店内になっています。
外装は日証館の歴史ある意匠を引き継ぎながら、チョコとアイスのお店らしさをを演出するネオンがエントランスに。
窓に鴨のモチーフをあしらうなど、お店に入る敷居が下がり誰でも美味しいスイーツを楽しめるお店で、鴨をモチーフとして理由を伺うと……。
「水運が盛んで水の都だった日本橋兜町にちなみ、鴨および鴨の羽の色・青緑色を連想して店名としました。鴨は壁画に多く登場する鳥で、エジプトでは神聖な動物とされていた水鳥でもあり、“深い智慧”と“財産”を意味することから財産を日本橋兜町に運んでくるモチーフとしてtealの店内はもちろん、お菓子のいたるところに登場しています。」
立地や歴史もさることながら、このお店の大きくな特徴はシェフたち。同店舗の近くの人気パティスリー「ease」大山シェフと、赤坂の「パスカル・ル・ガック」でシェフパティシエを務めていた眞砂シェフがタッグを組むことで、唯一無二の美味しさを追求したラインナップ。
“気負わず食べられるお菓子”がテーマで、パティスリーとは異なりケーキがズラリと並ぶのではなく、アメリカンクッキー・ドーナツ・マドレーヌといった慣れ親しんだお菓子が。そんな素朴で慣れ親しんだお菓子を、一流シェフたちの腕により再構築し、美味しく進化を遂げた商品が並びます。
そんなこだわりがつまったこの「teal」で、今年のバレンタインでオススメしたいのが「キャラメル&チョコレートバー」。厳選したカカオのチョコレートから感じる香ばしさとフルーティーな酸味、そして中に入ったキャラメルがトロっとしていて、ほおばるだけで幸せ気分になれます。
エントランスを入ってすぐの棚に並んでいる「キャラメル&チョコレートバー」は、8本セット(4324円)のギフトセットも。もちろん単品での販売もあるので、大切な友人や職場へ配るのにもぴったりです。
ショコラティエ眞砂シェフがこだわり尽くすチョコレートの世界。板チョコレートは、なんとオリジナルブレンドというこだわりっぷり。この時期にぜひおさえておきたい人気商品なんだとか。ラインアップは下記の通り。
「板チョコプレーン(ダーク/ミルク)」 (810円)
「板チョコクッキー(ダーク/ミルク) 」(918円)
「板チョコフルーツ(ダーク/ミルク)」 (960円)
「板チョコナッツ(ダーク/ミルク)」(918円)
甘さや酸味もバランスがよく、すっきり食べやすい板チョコレート。シェフのおすすめはダークフルーツで、複数のカカオをブレンドしたダークチョコレートに果実の良さを残したメロンと清美オレンジのドライフルーツを乗せています。フルーツがのったタブレットは、写真映えもし、ギフトとしても喜ばれること間違いありません。
最後は、ショーケースにも並んでいたお菓子を紹介します。チョコレートのお店らしく、ベースはどれもチョコレートでカカオの美味しさと魅力を引き出す構成になっており、トレンドのアマゾンカカオも使われています。
とくに看板商品の「アマゾンカカオのドーナツ」(写真右)は、毎日店内で揚げたてがショーケースに並びます。生地はまったくあぶらっこさがなく、もっちりなめらか。中のアマゾンカカオのクリームが持つ酸味とコクを後押しするかのようなフランボワーズがたまりせん。
そして珍しいチョコレート×チーズケーキの商品も(写真左上)。もともと催事で販売されていたチョコレートのバスクチーズケーキを改良したもので、なめらかな食感が特徴的です。またカカオの持つ酸味×チーズの酸味がぶつかり合わず、絶妙なバランス感でうまく手をつないでいるところもポイント。
最後は、季節によって変わるフルーツタルト「紅まどんなとあまおうのチョコレートタルト」
ゼリーのようなぷるんとした果肉の紅まどんながタルトの上で踊り、みずみずしいあまおうとマッチ。とってもジューシーな食感ながらも、タルトはサックサク。そしてタルトの生地内にも、チョコレートがコーティングされているなど、手の込みようにもびっくりです。
かわいい見た目のお菓子たちは、差し入れしてもらえた人も喜んでくれるはず。それぐらい作り手の想いとこだわりがつまっています。今年のバレンタインは、旬のフルーツの美味しさとカカオの美味しさを存分に楽しめるお店で、いかがでしょうか。
About Shop
teal
東京都中央区日本橋兜町1-10 日証館1F
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
Photo/Anna Miyoshi(TRON) Hair&Make/Tomoka Suzuki(A.K.A.) Writing/Cream Taro
衣装協力/Libra cue(リブラ キュー)
ラインステッチブークレベスト(ベスト)/3960円、ドビーストライプチャーチドレス(ワンピース)5940円
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