バレンタインも間近。1年が過ぎると様々な人と出会い、別れ、改めて感謝を伝えたい人が現れます。一時期は“義理チョコ”なんて言葉が流行ったけれど、プレゼントをするならやっぱり感謝と共に送りたいし、もらいたいですよね。
送り手に合わせた商品や、価格帯を選んでこそ“感謝のしるし”としてベストなチョコレート。
今回は、北海道きってのチョコレートメーカー“ロイズ”の、誰があげても、もらっても嬉しい。“感謝のしるし”にぴったりのチョコレート3選!
ロイズの歴史と共にお伝えします♡
“ロイズ”の愛称で親しまれるチョコレートメーカー「株式会社ロイズコンフェクト」。1983年、北海道札幌市東区で創業してから現在に至るまでの約40年の間に“北海道のチョコレート”として定着。現在では、北海道土産としてはもちろん、お手頃で美味しいチョコレートが買えると、不動の人気を誇っています。
創業当時のことをロイズの広報 吉村さんに聞きました。
「創業当初というのは、既に多くのチョコレートメーカーが存在しました。なので、チョコレートメーカーとしてロイズは後発。既存のやり方では生き残れないと思い、はじめは観光事業に注目したんです。ちょうど1970年代後半からジャンボ旅客機の就航で北海道に多くの観光客が訪れるようになったことも大きな追い風となりました。」
新しい切り口と、美味しいチョコレートへの探求心が功を奏したロイズのチョコレート。いつの時代も新しい挑戦を続けています。
2014年には、南米コロンビアに自社農園「ロイズカカオファームインコロンビア」を作り、新規事業に向けて着々と進行中。カカオ豆の栽培から一貫してチョコレート製造を行う「ファームトゥーバー」を夢見て、ロイズのチョコレートがより一層美味しく、食べた人の笑顔が増える未来に向けて奮起しているそうです。
ロイズの“チョコレートを楽しんでほしい”という考えの中には、チョコレートの奥深さを知ってほしい。という思いも含まれています。
2011年7月、北海道・新千歳空港にオープンした「ロイズ チョコレートワールド」は、チョコレートについて、学び、体感できる人気のアミューズメントエリア。カラフルで、メルヘンな空間では、チョコレートができるまでを学べる“ミュージアム”、ガラス越しに製造工程が見学できる“ファクトリー”、実際にチョコレートを購入できる“ショップ”があります。店内工房で焼き上げる“ベーカリー”も、ここでしか食べられないと大人気。
誰でも気軽に行けるオープンな雰囲気と、空港内という立地で、日々多くの人が訪れる人気スポット。旅ついでとしてはもったいない施設のボリューム感は、北海道旅行の楽しみのひとつとして空港時間を過ごす人も多いのでは?
さまざまな形の立体チョコレート「ホロ―チョコ」など、ここでしか買えない商品が沢山並んでいるのも魅力です。
About Shop
ロイズ チョコレートワールド
千歳市美々新千歳空港ターミナルビル3F スマイル・ロード
営業時間:ショップ/ミュージアム 8:30~19:00 ※パンの販売は9:00~
:ファクトリー 8:30~17:30
定休日:不定休 ※臨時で休業している場合があります
種類が豊富なロイズのチョコレート。中でもロイズ チョコレートワールドオリジナル商品にはかわいい動物や、花、乗り物などのモチーフが多く、子供はもちろん大人だってメロメロになってしまいます。この、ポップな可愛さをチョコレートで表現し続けるわけをロイズの広報 吉村さんに聞きました。
「ロイズのチョコレートは、見るだけでもワクワクする、楽しいチョコレートを作りたいという思いから出来ています。特に空港内のお店では、観光客の方に北海道の思い出をしっかり持ち帰った満足感も感じていただきたい。そのため、モチーフの多くは北海道にちなんだモノを採用しています。もちろん、こだわりは見た目だけでなく、味もロイズのクオリティを保つことを忘れません。」
見て楽しい、食べて楽しい、を両立してこそ、ロイズが目指す“誰もが楽しめるチョコレート”の在り方なんですね。
そんなポップな可愛さが溢れたチョコレートたち。中でも人気なのが「ロイズポップチョコ」。名前通りの可愛さは、子供たちから大人気。北海道に住む動物たちをイメージしたというチョコレートはウシ、ウマ、クマ、シカ、キツネ、ウサギ、フクロウ、リスの全部で8種類にも及びます。
「ロイズ チョコレートワールド」では、どの動物にするか真剣に悩む子供たちの姿が。
子供たちを横目にいざ、自分が買おうとすればやっぱり悩む。“かわいい”を目の前にすると大人も子供も関係ないようです。
表情がなんとも言えない動物たち。オンラインショップではクマ、ウシ、シカ、ウマの4つがセットになった詰め合わせが購入できます。味は、舌触りもなめらかなミルクチョコレート。カラフルな水玉模様に心躍らせるBOXセットは友達や親せきに送るサプライズプレゼントにもぴったりです♡
ポップな可愛さと聞くと、ポンポンッと弾けたイメージが脳裏に浮かびます。ポップなお菓子と言えば、ポップコーン!!
赤い袋に入った「ポップコーンチョコレート」は一度食べると永遠に食べ続けてしまう、あま~い誘惑が詰まったお菓子。数あるロイズの銘品のひとつ「ポテトチップチョコレート」に匹敵する病みつきレベルです。サクッとした食感の維持と、芳ばしさを加えるため、ポップコーンをキャラメリゼしているそうで、チョコレートのまろやかな甘さとの相性が抜群です。
最近ではサブスクリプションに登録をして映画やドラマを見る機会が増えた人は多いはず! “今日は映画の日”と決めたら、「ポップコーンチョコレート」を忘れずに準備して。誰と何を観てもぴったりのムードを作ってくれる、美味しい魔法がかかったお菓子です。
ひと口サイズのチョコレートに、1輪の花が描かれた「ロイズフラワーチョコ」。シンプルな絵柄はまるで、子供のころお気に入りだった髪飾りのようです。
描かれている花はライラック、サクラ、ヒマワリ、スズランの4種。いずれも北海道に咲く花々です。ミルクチョコレートでコーティングされた中身は、ナッツの香りが豊かなチョコレート、アーモンドジャンドゥーヤです。さらに、ロイズではゆずの風味を加えているそう。
手ごろなサイズ感と嬉しい個包装は、クラスやサークル、職場に配るお土産やギフトとしても人気だそうで、幅広い世代から愛されるチョコレートです。
「チョコレートは、本当に不思議で魅惑的なお菓子です。カカオの産地や種類、ブレンドするレシピで生み出される味わいは無限。加工の方法次第では、思いもよらない素材とマッチする柔軟性もあります。そんな、可能性を追求してゆく開発や製造は、私たち自身も楽しく、日々興味深い発見の連続です」
と語るロイズの広報 吉村さん。
チョコレートの基盤となるカカオ豆への飽くなき探求心から始まった「ロイズカカオファームインコロンビア」や、ファームトゥーバー・チョコレートの開発プロジェクト。また、チョコレートと他の素材との組み合わせによって生まれる可能性まで。チョコレートを通して、私たちに驚きを与えてくれるロイズの世界は進化し続けます。
後編で紹介するのは、ロイズ商品の豊富さがあるからできる切り口!
「お酒に合うチョコレート」です!!!
ロイズがウイスキーを愛する人たちのために作ったという商品から、お酒の魅力を活かしたチョコレート。そして、筆者わたげが個人的にお酒に合うと感じたチョコレート菓子まで。
ロイズの魅力と共にたっぷりとお伝えします♡
【商品一覧】
・「ロイズポップチョコ[4本入]」 940円(税込)
・「ポップコーンチョコレート[オリジナル]」 594円(税込)
・「ロイズフラワーチョコ」 465円(税込)
About Shop
株式ロイズコンフリクト
受付時間:8:30~17:30
定休日:なし
公式Instagram:@royce_jp
園果わたげ
ウフ。編集スタッフ
ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。
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