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イタリア・ローマで絶対に食べたいドルチェが美味しい店3選【編集部員が現地で徹底取材】

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

世界が大きく変わったパンデミックの3年間。長く続いた自粛期間も緩和へ向かい、そろそろ“海外旅に行きたい欲”がMAXの方も多いはず!

今回は、ドルチェの本場イタリア・ローマから、編集部員が現地取材をし、発掘したとっておきの絶品レストランとスイーツのお店をご紹介。

※2022年10月現在の価格です

《目次》
1.雰囲気最高!「Antico Caffe Greco(カフェ・グレコ)」で観光途中に最高のドルチェタイム
2.ボリューム満点!老舗ジェラート屋「Gelateria La Romana(ジェラトリア・ロマーナ)」で映画“ローマの休日”気分
3.「felice a testaccio(フェリーチェ・アテスタッチョ)」は予約必須!感動のティラミスとイタリアン料理に出会える.

雰囲気最高!「Antico Caffe Greco(カフェ・グレコ)」で観光途中に最高のドルチェタイム

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

ローマに来て絶対に行くべきお店の1つ目は、「Antico Caffe Greco(カフェ・グレコ)」。スペイン広場から徒歩3分のところにある超名店です。イタリアの食文化に詳しい方たちから“「Antico Caffe Greco(カフェ・グレコ)」は絶対に行くべき”と念を押されるくらい。

店内に飾られている絵画は全て歴史的価値が高く、食事をとる人のほかに、美術学生が学びに来ていました。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!


海外のお菓子といえば甘さが強いイメージ。しかし「Antico Caffe Greco(カフェ・グレコ)」のドルチェは食べやすいものばかりです。ずらりと並ぶドルチェの数々。おススメを聞くと紹介してくれたのが季節のクロスタータと、ファゴティーニです。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

クロスタータとは、伝統的なイタリアのタルトを示します。この季節の「Antico Caffe Greco(カフェ・グレコ)」ではイチジクのクロスタータを提供。値段は14ユーロです。

しっかりと焼き上げたタルト生地からは、スパイス、カルダモンの香りが。中には、砂糖をベースにしたフォンダンクリームがたっぷり。フレッシュなイチジクの甘さを引き立てながら、なめらかな食感を演出します。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

ファゴティーニはイタリア語で“小さな包み”という意味。デザートとしてだけでなく軽食としても楽しまれています。こちらは、10ユーロ。

ザクザクのパイ生地が何層にも折り重ねられています。中にはカスタードクリームと、レーズン&リンゴのコンポートがぎっしり。シャキシャキとした果実と、パイ生地の食感が楽しい1品。さらに、シナモンの香りがふわりと香り、食べ応えのあるしっかりとした味わいです。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

イタリアではドルチェと一緒にコーヒーやワインを合わせるのが主流なんだそう。「カフェ・グレコ」に訪れた人の多くがワインと一緒に楽しんでいました。

ちなみに、今回のペアリングはイタリアのブドウ品種プリミティーボ。ドルチェと合わせて食べることで苦みが減り、ワインの風味を堪能できます。ベストマッチなペアリングに大満足間違いなしです。

About Shop
Antico Caffè Greco
Via dei Condotti, 86, 00187 Roma RM, イタリア

ボリューム満点!老舗ジェラート屋「Gelateria La Romana(ジェラトリア・ロマーナ)」で映画“ローマの休日”気分

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

イタリアン・ドルチェと言えばやっぱりジェラートは欠かせません。「Gelateria La Romana(ジェラトリア・ロマーナ)」はローマ県内に7か所ある人気店。

中でも今回行ったのは、コルソ・デル・リナシメント通りにある店舗。「ローマ博物館」や「デトーレス・ランセロッティ宮殿」、「パンフィーリ宮」などなど、数々の歴史的建造物が観られるエリアです。

お店ではジェラートよりも甘いフェイスのイタリアンボーイが、1つ1つ気になるフレーバーを説明、試食もさせてくれます。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

入るとお洒落な内観で、職人さんがフレッシュなジェラートを作っているところを見ることができます。選べるサイズは全4サイズ。コーンかカップかも選べます。そしてジェラートの種類がとっても豊富!“MAXI”は数あるジェラートから4種類選べて5ユーロと、お得感があるのでお勧めです。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

そして選んだのが、超濃厚なバニラ、爽やかな酸味が嬉しいレモン、マスカルポーネとモカを使いチョコチップをアクセントに利かせたフレーバー、ヘーゼルナッツの風味がたまらないジャンドゥージャアイスです。

日本ではなかなか出会えないサイズ感にテンションが上がります。
また、フレーバーを選ぶときのおすすめは、濃厚なチョコレート系は下にすること。溶けて混ざってゆく過程で、味の変化を存分に味わうことができます。

About Shop
Gelateria La Romana
Piazza di S. Andrea della Valle, 1, 00186 Roma RM, イタリア

「felice a testaccio(フェリーチェ・アテスタッチョ)」は予約必須!感動のティラミスとイタリアン料理に出会える

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

地元のグルメ家も、こぞって行くローマの名レストラン「felice a testaccio(フェリーチェ・アテスタッチョ)」。こちらはディナー使いに適したお店です。地元の人たちがワインを片手に陽気な会話を楽しむ姿を見ていると、自分まで現地に馴染んだ気持ちになります。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

夜、開店と同時に行ったら既に長蛇の列でした。予約が取れたのは22時~。電話か、お昼のうちに予約を取るのがベターなようです。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

「felice a testaccio(フェリーチェ・アテスタッチョ)」の看板メニューはなんといっても「子羊のオーブン焼き」。こちらは小さいサイズで20ユーロ。ローズマリーと簡単な調味料で下味をつけた肉は歯ごたえがあり、大味です。しかし、胃がもたれるような脂っこさや、くどさは全くありません。

塩と一緒にボイルしたサツマイモと、お肉がお腹をいっぱいにしてくれます。

イタリア・ローマで食べる王道ドルチェの3店舗!実際に編集部がイタリアに行って激選した“今”本当に食べたいお店の値段や立地を徹底解説!

食後はもちろんティラミスとエスプレッソコーヒー。こちらは合わせて10ユーロです。

驚きはその色合い。今までのティラミスに比べ色が濃いんです。食べると、感動の嵐。クリームは黄身がたっぷりと使われ、濃厚しっとり。シロップに軽く漬けたビスケットは程よくサクサクしていて、食感がリズミカルです。

ボトムにはエスプレッソをたっぷり効かせたチョコレートソースが。たった3つのパートでできているとは思えない芸術的な美味しさです。

About Shop
Felice a Testaccio
Via Mastro Giorgio, 29, 00153 Roma RM, イタリア

今回のイタリア・ローマ編はいかがでしたか?
次回は、北イタリア旅行で多くの人がチョイスする地区、ベネチア、フィレンチェ編です。また、ただお店を紹介するだけではなく、交通ルートや注意点などもお伝え。イタリア旅行を考えている人の参考にもなるはずです!

園果わたげさん

園果わたげ

ウフ。編集スタッフ

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ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。