千葉県・船橋市にある下総中山。関東の日蓮宗大本山として知られる“法華経寺”があることで知られ、昔ながらの商店街が立ち並んでいます。
そんな風情感じるエリアにある「256nicommauve(ニコムモーヴ)」。7月〜10月の間提供されているかき氷が“可愛い”と連日SNSなどで話題を呼んでいます。
今回はそんな「256nicommauve(ニコムモーヴ)」を取材。DIYされたガレージでかき氷を食べることができ、他とは違う特別な雰囲気が魅力です。
2017年千葉県・千葉市にオープンした「256nicom」。
2人でやられているお店で、2人で1つの流れを完成させようと、食事とデザート=カレーとパフェのセットで提供されています。
後ろに続くパフェに合わせて、カレーのスパイスや副菜内容を変えているそうで、予約開始と同時に完売するほど話題を呼んでいました。
コロナ禍になり、本店256nicomが営業困難になったそう。
先も見えなかった状況で、立地とガレージが気に入って1年前にたまたま借りていたmauveをコロナ対策を考えた内装にセルフDIYされ、オープンされたのが別館「256nicommauve」。
木のテーブル、ろうそくやランプなど温かみがあるガレージならではの雰囲気は格別です。
滞在時間を短くしなければならないことや、季節が夏だったことを考慮してはじめられた“かき氷”。
もともとお店を始める前に13年間営業していた、薪窯PIZZAのキッチンカー時代に、夏祭り等で販売して使っていたかき氷をアレンジしたんだとか。
現在では2時間待ちになるほど人気です!
目の前に出てきたら可愛いと思ってもらえるようなビジュアル・大きさが特徴。夏の代名詞である“かき氷”の思い出を残してもらえるように意識されています。
使用しているフルーツも、その時美味しいものを使用。配送とかではなく、一つ一つ味を見ながら手で仕入れるほどのこだわりが。
そのためメニューは週替わりで変わり、毎日通っても楽しめるのが魅力的です。
さらに、
“ご飯を食べて、デザートを食べて、また明日頑張る!!”
という、ありふれた日常の1ページに、いつもそばにいられるお店作りをされていて、店主の温かさを感じとることができます。
今回食べたのは「ももも姫」。
ビジュアルがとっても可愛く、食べる前からワクワクが止まりません。
トップには、新鮮な桃がぎっしりと入っていて、その下にはホワイトチョコクリームが。中には、杏仁ジェラートにブラムソース、パッションソース。
桃の瑞々しさとソース、濃厚なホワイトチョコクリーム。そしてパッションソースの酸味、杏仁ジェラートのまろやかさが口の中に広がります。
口に入れたらすぐ溶けていくふわふわ食感。ビジュアルも可愛すぎるかき氷は、一度に3杯食べる人もいるのだとか。
あっという間に完食してしまい、他のかき氷も食べたくなるほど絶品!
自家製ジェラートなどパフェの要素が入っているかき氷。旬の新鮮なフルーツをどう可愛く、また最後まで飽きずに食べられるかを考えられています。
DIYされたガレージには、至る所にろうそくやランプがあり、心も落ち着く素敵な空間も魅力的です!
かき氷は10月半ばまで。予約はできなく、並ぶスタイル。そして、かき氷の後はカレーとパフェに戻り、栗のパフェからスタートするそう。
毎日通っても楽しめるようなお店で、ぜひ一度訪れてほしいです。
About Shop
「256nicommauve(ニコムモーヴ)」
千葉県船橋市本中山1-16-7
営業時間:13:00〜完売まで(金・月・火曜日)、11:00〜19:00(日曜日・祝日)
定休日:水・木 ※臨時休業あり。詳しくは公式Instagramをご確認ください。
公式Instagram
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)
Photo & Writing / Takuma
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