少し歩けば湯島天神。都心にありながら閑静な住宅街の雰囲気を色濃く残す一角に、今回ご紹介する「自家焙煎珈琲みじんこ」があります。
コーヒーの専門店ですが、スイーツが大人気。なかでもホットケーキは、ウフ。のホットケーキ特集に協力してもらった「たっちゃんずパンケーキ部」も激推しと聞き、早速取材してきました!
「自家焙煎珈琲みじんこ」は、“女性1人で楽しめる珈琲専門店”がコンセプト。昔ながらの雰囲気のある喫茶店を意識しながら、現代的なセンスをエッセンスに、落ち着いた空間となっています。
縦に細長い店内には、カウンターからテーブル席、大テーブルと、さまざまなゲストに対応。コンセプトのとおり1人でも、また気のおけない友達とでも、居心地のいい時間が過ごせます。
オーナーがかつてインテリア関係の仕事をしていたというだけあって、店内にはそこかしこにアートが感じられる仕掛けが。こだわりのあるオブジェやコラボして展示されたバッグなどが、目を楽しませてくれます。
肝心のホットケーキはというと、175℃の銅板でセルクル型を使い、じっくり焼くタイプ。
「見た目でも楽しませたい」という思いから、このような極厚になったのだそう。
片面8分、返して5分。提供までには15〜20分程度。この時点で、キッチンからかおってくるよい香りに、もうたまらなくなります!
この厚さがどーんと2段。
見るからに生地がきめ細かく、その美しさに圧倒されます。
見てください、この感動の焼き色!
ホットケーキといえば、パターとシロップが定番ですが、こちらではメイプルシロップが添えられているだけ。実はバターはあらかじめしみ込ませてあるため、シロップだけで十分なのです!
そのシロップも厳選し、ホットケーキの後味を邪魔しないよう、喉にひっかかりのないクリーンな味わいのカナダ産の100%ピュアメープルシロップのものを使用。しかも、お代わり自由というのがうれしいですね♪
ヨーグルトを隠し味にしている生地は、やさしい甘さで上品な味わい。一口かむとバターのかおりがふんわり口の中に広がります。表面はカリッ、中身はどこまでもしっとりフワッフワで、重すぎないけど軽すぎない、ほどよいボリューム感。シンプルで飽きがこないから、「また食べたくなる」と通い詰める人が続出しているそう。
土日は60〜70食は出ているというのも、納得のおいしさです。
こちらのお店では、鉄板で提供されるフレンチトーストやかき氷(夏季のみ)も大人気。ウフ。編集部では、そちらも取り上げたいと計画しているので乞うご期待!
もちろんコーヒー専門店だけに、コーヒーも見逃せません。
実は、本郷と早稲田にも、「アンモナイトコーヒーマーケット」という姉妹店があり、そちらでは豆の販売も行っているほど。アンモナイトコーヒーマーケットでは、プリンやマフィン、スコーンなど、「みじんこ」では扱っていないスイーツも充実しているので、インスタを要チェックです!
そして、「みじんこ」ではなんとドリンクの2杯目は150円引きになるという破格のサービスが。2杯目は1杯目と違うものにしてもこの割引は適用されるので、長居してしまったときにうれしいですね。
看板には、店名の「みじんこ」のイラストが。なんともかわいらしいみじんこですが、遺伝子の数が人間よりも多いのをご存知でしたか。そんな単純に見えて複雑な生き物になぞらえて、シンプルなのに奥が深い店を目指しているのだそう。
2011年5月11日にオープンした「みじんこ」は、もうすぐ10周年のアニバーサリーを迎えます。もしかしたらスペシャルなおもてなしがあるかも⁉
テイクアウトやデリバリーもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
About Shop
「自家焙煎珈琲みじんこ」
〒113−0034
東京都文京区湯島2-9-10 湯島三組ビル1F (MAP)
T E L:03-6240-1429
営業時間:平日11:00~21:00(L.O.フード20:00、ドリンク20:30)、
土・日・祝日10:00~20:00(L.O. 19:15 ※ドリンクを除く)
※現在新型コロナウイルス感染予防のため、営業時間が変更となっています。詳しくはお店にお問い合わせください。
※ホットケーキの提供は、平日14:00〜、土・日・祝日は終日。
※ワンドリンクオーダー制。
定休日:無休(不定休)
JR「御茶ノ水」駅から徒歩8分、千代田線「湯島」駅から徒歩6分
Photo/Cream taro Writing/Yuko Matsuzaki
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