2013年にオープンして以来、福岡県を代表するスペシャルティコーヒーのロースタリー(焙煎所)として、幅広いコーヒーラヴァ―たちから愛される『COFFEE COUNTY(コーヒーカウンティ)』。全国からオンラインショップへのアクセスが絶えず、福岡県内店舗には遠方から足を運ぶ人も多い店です。
そんな、カフェ&コーヒー好きなら誰もが知る『コーヒーカウンティ』が2023年6月30日、待望の東京上陸。コーヒーだけでなく、大人気の「ブラジリアンプリン」や、東京限定でコラボレーションした「シューアイス」など、魅力が沢山。
今回は『コーヒーカウンティ』に行ったら味わうべき、お店の魅力を編集部がお伝えします!
池ノ上駅から徒歩約5分、下北沢駅より約10分のところにある『コーヒーカウンティ』。閑静な住宅街に佇む店には、男女問わず人びとが次々と吸い込まれて行きます。
土色の壁は、他のカフェとは異なる雰囲気。 まるで、洞窟のようにも見える店のデザインは、福岡県・久留米本店と同じデザイナーによるものなんだとか。コーヒーの一大農園国をテーマ にしています。
店内に入ると正面には、コーヒーカウンターとカフェスペースが。木製のインテリアや雑貨が、大自然を思わせるテイストです。テイクアウトはもちろん、店内で一息つきたいときにもぴったりの空間。
コーヒーを楽しむだけでなく生産地との繋がりを感じられる空間に、コーヒー愛を感じます。
コーヒーと一緒に絶対に頼みたいのがスイーツ。「ブラジリアンプリン」は福岡県・高砂店の大人気商品で、ケーキのような三角カットが特徴です。
卵の黄色がしっかりとした濃厚なプリン。ベースには牛乳ではなく練乳を使用。固めでもちっとした食感で、ほのかな苦みのカラメルと相性ばっちりです。
東京でしか食べられないスイーツも販売。旬の果物やハーブ、スパイス、茶葉をふんだんに使用したジェラート店『kasiki (カシキ)』(幡ヶ谷)のアイスを挟んだ「シューアイス」ははずせない逸品。サクっと軽い食感のシュー生地の間に、ごろりと大きなワンスクープのジェラートがサンドされています。
取材時はシューバニラオリーブオイル、ブルーベリーカルダモン、ルバーブ&山椒の3種類の「シューアイス」でした。どれも、味わったことのないフレーバーの掛け合わせで、1つ選ぶのが難しいほど。季節によってフレーバーはどんどん変わるので、何度来ても新しい発見があります。
時間が経てば、ジェラートが溶けてソースのようになり、シュー生地に染みてしっとりとした食感に。時間の経過も楽しめる特別なスイーツです。
コーヒーブレイクの定番ともいえる焼き菓子は、「カヌレ」がおすすめ。ほのかなラムの香りが鼻腔を伝います。カリッと焼き上げた外側とみずみずしい内側。その食感のコントラストがクセになります。しっかりとした味わいと食べ応えのある食感で、おやつにぴったりのサイズ感。
ちょっと深煎りのコーヒーやエスプレッソから作るカフェラテとの相性がいい、フランスの伝統菓子です。
『コーヒーカウンティ』では、選び抜いたホンジュラス、ペルー、エチオピア、コロンビアの豆を中心に、常時7~8種類の豆を扱っているそう。
全て福岡のロースタリーで焙煎し、浅煎りのシングルオリジンを中心に販売しています。コーヒー豆は、気候に合わせた最良の買い付け場所から仕入れているそう。
中でも「エチオピアンロースト」は定番。コーヒー豆の特徴を引き出したブレンドで、バランスのとれた味わいはコーヒーを飲み慣れていない人にもおすすめなんだとか。
『コーヒーカウンティ』ならではのコーヒーとして人気のシングルオリジンは、浅煎りが基本。さらりとした飲み口で、フルーティーなものや、フローラル、土壌のしっかりした味わいなど多岐にわたります。
焙煎度合いを微調整し、豆本来の味わいをしっかりと感じることができるように仕上げたコーヒーの数々。飲んだ瞬間“あっ”と声を上げるほど、その違いは一目瞭然です。
お洒落で気軽な雰囲気が魅力的な『コーヒーカウンティ』。誰もが気兼ねなく、思い思いの時間を過ごせる空間は東京でも人気のスポットとなりつつあります。
About Shop
COFFEE COUNTY Tokyo(コーヒーカウンティ・トウキョウ)
東京都世田谷区北沢1丁目30−3 ホーメンス北沢
営業時間:11:00~19:00
定休日:月
園果わたげ
ウフ。編集スタッフ
ufu.の新米編集者。メンズカルチャー誌でアシスタントを経験後ufu.に転身。 特技は甘いものを食べ続けること。最近は美術館内レストランの限定コラボスイーツにハマっている。
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