こんにちは。パンライターの坂本リエです。2024年6月にグランドオープンした「Bread&Coffee IKEDAYAMA五反田駅前店」。2016年2月に1号店(本店)がオープンし、2店舗になります。職人が焼き上げる香り豊かな自家製パンと自家焙煎コーヒーが一度に楽しめるベーカリーカフェです。今回は、駅前店でしか味わえない限定商品も合わせてご紹介します。
五反田駅から徒歩約2分、オフィスビルの1Fにあります。朝8時から営業しているのはうれしいですね。午前は10時半ごろ、午後は14時半ごろに商品が揃うそうです。
素材の持つ味や香り、食感を最大限に生かしたパンを届けたいという思いから、それぞれのパンに合う様々な産地の小麦や使用食材にもこだわっているそう。
本店で人気のパンをはじめ、駅前店でしか味わえないパンが並びます。合わせて本店で焙煎したこだわりのコーヒーもいただけます。
IKEDAYAMAの看板商品は食パン「パン・ド・ミ」。店が誇る自信作でもあり、お客さまから「IKEDAYAMAの食パン以外はもう食べられない!」と言われるほどファンが多い人気商品なんだそう。
その秘密は日本人に馴染み深いお米のように、「毎日食べても飽きのこない食パン」に仕上げているから。北海道産の国産小麦「ゆめちから」と北米産優良小麦を使い、バターは北海道産のバターを使うことで風味とコクを出しているこだわり。甘みが広がることからお客さまに生クリームやはちみつを入れているのかと聞かれることもしばしば。
小麦本来の甘さを最大限に引き出すことで、余計なものを入れなくても甘さが感じられる食パンが作られたそうです。さらに一般的にある食パンの水分量は 70%程なのですが、IKEDAYAMAのパン・ド・ミは90%で作られていて、持ってみるとずっしりと重たいのが分かります。しっとりかつみずみずしく、もっちりとした弾力がある生地を楽しんでほしいそうです。ここで私が選んだ商品をご紹介します。
1つめは「メロンパン」。看板商品の食パン「パン・ド・ミ」と同じ生地で作られています。累計販売数が10万個を突破した大人気商品。ひとり3個までの個数制限が設けられています。
メロンパンといえば、中がパサついていて口の中の水分がもっていかれるイメージがあるかもしれませんが、パン・ド・ミの水分量は90%。なので、IKEDAYAMAのメロンパンはふんわりかつしっとりもっちりしていました。外はザクザクとしたクッキー生地でほんのり甘いグラニュー糖がアクセントになっています。サイズ感が大きすぎず小さすぎずちょうどいい食べ切りサイズでした。
2つめは「クロワッサンダマンド宇治抹茶あんこ」。駅前店限定商品です。ビジュアルがおいしそうでたまらないです。クロワッサンの中に京都老舗の山梨製餡のこしあんを挟み、京都老舗の森半の香り高い抹茶を使ったアーモンドクリームをのせて焼き上げているので香ばしいです。
クロワッサンは外側さっくり、中はしっとり、こしあんは口あたりなめらかで上品な甘さが広がります。抹茶アーモンドクリームの上には抹茶パウダーがかかっていて、香りが濃厚です。渋みがあってほろ苦く、こしあんの甘さを引き立てていました。
3つめは「シナモンロール」。たっぷりのシナモンクリームを巻き込んで焼き上げた生地にチーズクリームがトッピングされています。他では見たことのない形状だったので訪ねてみると、三つ編み状に丸めて焼くことでシナモンクリームが出てきてどこから食べてもシナモンが感じられるようになっているそうです。
たしかに、最初から最後までシナモンの香りが良く、スパイシーな香りが鼻を抜けました。チーズクリームは砂糖のジャリジャリ感がアクセントに。生地はギュッとしていて、食べ応え抜群!
最後は「レーズンバターサンド」。レーズンバターサンドといえば。クッキーにバタークリームが挟まっているものなら知っていますが、IKEDAYAMAはレーズンパンにミルクバタークリームが挟まれていました。見るからにおいしそうで即決!
ソフトハードなパンにたっぷりのレーズンが入っていて、ほど良い酸味と甘みが広がります。噛むとプチっとジューシーで弾けます。ほんのり甘みとコクのあるバタークリームが中までみっちりと入っていてやみつきに。コーヒーはもちろん、ワインにも合いそう。
テイクアウトはもちろん、開放的で明るい店内でイートインも可能です。ぜひ足を運んでみてください。
About Shop
Bread&Coffee IKEDAYAMA 五反田駅前店
東京都品川区西五反田1-2-10 CIRCRES五反田1F,
営業時間:8:00-19:00
定休日:なし
公式Instagram:@b.c_ikedayama_gotandaekimae
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