パン部
2023.04.27

自然発酵でつくるパン「小星」（中野）の絶品クリームパン

ライターの坂本リエです。
今回私が伺ったのは、2023.2.24中野にGRAND OPENした「小星」。
千葉の我孫子から移転オープンされたそうです。
無農薬の果実や全粒粉を使った生地が多く、素材にこだわった印象を持ちました。魅力をご紹介します。

素材が1番大事、また食べたいと思ってもらえるように作っている

中野駅から歩くこと約10分。
閑静な住宅街に青の外観がさわやかで目を惹きます。
平日の13時頃に着くと先客は2組。
13時～16時くらいまではゆっくりと選べるそうです。

店内に入ると奥に工房があり、手前にパンが並んでいます。

木箱に並べられていてかわいらしいですね。
やや小ぶりで、その分価格帯が低いのがうれしいところ。
たくさんの種類を買って、さまざまな味わいを楽しめます。

「小星のパンは、発酵機を使わない自然発酵にこだわっていて、そのほかお砂糖類を使わず、フィリングは手作りで作っています。
素材が1番大事だと思っているので、また食べたいと思って貰えるように品質を落とさないようにしています。」と話すのは気さくなシェフの高田さん。

ここで私が選んだおすすめをご紹介します。

①プルプル食感がまるでプリン！「クリームぱん」

1つめは「クリームぱん」。
熊本県小国町の阿蘇ジャージー牛乳で作った生地はしっとりもっちり、その中に阿蘇ジャージー牛乳100％の手作りカスタードクリームがたっぷりと詰まっていました。
カスタードクリームはプルプル食感でプリンのような食感。
コクがあり上品な甘さで食べやすいです。

②今まで食べたことない！もちっとしっとりとした「メロンぱん」

2つめは「メロンぱん」。
クッキー生地のビジュアルからザクザクさが伝わり、惹かれました。
アーモンド粉をたっぷりと使っていて食感がいいです。
下部はごまや穀物を使った生地となっていて、もちっとしっとりとしていて香ばしさがあり、こんなメロンパンは初めて！
チョコチップメロンぱんもあり、甘すぎないチョコチップが入っていて、冷やすのもおすすめらしいですよ！

③この組み合わせは斬新！「クロワッサンウィンナー」

3つめは「クロワッサンウィンナー」。
焼き立ての言葉に惹かれたのですが、購入して正解！
砂糖を使っていないライ麦と全粒粉の生地は、外はさっくり中はふんわりとしていて、噛めば噛むほど香りがいいです。
中には肉汁溢れるうまみたっぷりのウィンナーとチーズが入っています。
朝ごはんやランチにおすすめ！

④やさしい甘みが口の中に広がる！「みるく食ぱん」

4つめは「みるく食ぱん」。
外側の焼き具合が素敵で惹かれちゃいました♪
外側はカリッとしていて、中はふんわりしっとりとしていて柔らかいですね～。
噛めば噛むほどやさしい甘みをどんどん感じられるようになりました。
小ぶりなのであっという間に食べてしまうので注意。

⑤冷やして食べるとおいしさ倍増！「フィナンシェ」

最後は「フィナンシェ」。
丸くてコロンとしたビジュアルなので”これってフィナンシェ？”となりましたが、一口サイズでかわいらしくパクパク食べられる悪魔的なおいしさでした。
焦がしバターとアーモンドの粉を使い、しっとりふわっとした食感に仕上がっています。
冷やすのがおすすめと教えてもらい、冷やしたものを食べると生地がぎゅっと凝縮されてしっとりさが増し、おいしさ倍増！
コスパがいいので、多めに買うのもあり。