パンライターの坂本リエです。
今回ご紹介するのは、2023年2月8日自由が丘にグランドオープンした日常に寄り添う、パンとお菓子のベイクショップ「KUPUKUPU(クプクプ)」。
まるで森へ迷い込んだようなかわいらしいお店です。魅力をご紹介します。
自由が丘駅から徒歩約15分。
正面口を出たら自由通りを直進するだけととても分かりやすいです。
1歩入ると緑が多く、ポップにかわいらしい動物の絵が描いてあったり、まるで森に迷い込んだ気持ちになりました♪
店名のKUPUKUPUはハワイの言葉で芽吹くという意味。
発酵の「プクプク」とした様子ともかけているそうです。
オーナーの田沼さんが尊敬するジャズギタリスト布川俊樹氏の曲名から名づけられたんだとか。
「この場所から新しい芽が出て真心込もったお菓子やパンが生まれ、そこから出会いや笑顔が生まれて、会話が生まれ、幸せな芽が咲いて欲しいという想いを込めました。」(田沼さん)
ショーケースには、食事パンからスイーツパンまで種類豊富なラインナップ!
フルーツを使ったパンが多く、アドリブパンというオーナーさまによる気まぐれに作られるユニークなものもありました。
KUPUKUPUではいちごや米麹など、季節のフルーツや素材で育てた酵母を使ったパンを提供しています。
酵母による酸味や旨味、小麦の香りをより引き出したパンが仕上がるそうです。
パンだけでなく、日持ちのする焼き菓子もたくさんあります。
オーナーさまの奥さまがパティシエだと聞いて納得しました。
おすすめはココナッツクッキー!
豆乳クリームバターを使い、ココナッツをたっぷり混ぜ込んだ後味さっぱりとしているそうです。
KUPUKUPUのロゴマークと同じお家や、幸せを運ぶ鳥、花のほかに
クプクプには別の言葉で蝶々という意味もあり、蝶の型を使っているんだとか!
ここで私が購入したパンをご紹介します。
1つめは「いちごの食パン」。
埼玉県むさしの園の並木農園さんから直送してもらっているいちごを使用。
こちらのいちごは濃厚で甘くジューシーなんだそう。
噛めばか噛むほど、いちごの香りと小麦の香りが合わさっていき、自然な甘みが感じられました。
ふんわりややもっちりとしていて弾力があります。
好きな厚さにカットして食べられるのもうれしいところ。
このまま食べても良いですし、トーストしてもおいしい。
少し温めるとふんわりさと香りが増して私好みでした。
2つめは「搾りたてクリームパン」。
持ってみると小ぶりの割には重たくぎっしり詰まっていました。
注文が入ってからクリームを入れてくれるのでフレッシュな味わいです。
クリームは濃厚でコクがあり、生地と合わさって溶けあいます。
3つめは「フランクドッグ」。
国産豚と牛肉のジューシーな無添加あらびきフランクフルトがインパクト大!
かなり大きくて噛むとパリッと肉汁が溢れ出しました。
フランクフルトだけかと思いきやその下には具沢山ラタトゥイユが隠れていました。
さらにチーズがかかっていて食べ応え抜群!
とろーりしている部分とカリカリッと香ばしい部分があってたまらないですね。
パン生地はリベイクすると外はカリッと中はしっとりとしていて相性抜群でした。
4つめは「チョコレートケーキ」。
チョコ好きにおすすめ!と言われたらはずせません。
見た目のかわいさも相まってゲット。
ヴァローナ社の香り高いチョコレートを使い、ふんわりとしたチョコスポンジにシャリッとしたチョコソースがサンドされています。
濃厚だけどくどさがないのでぺろりと食べられました。
最後は「自家製つぶあんこ&ホイップバター」。
私のアカウントを見てくださってあんこをおすすめしてくださりました。
自家製つぶあんこは、北海道産小豆「きたろまん」を使用。
豆の味が濃く、後味はスッキリとしています。甘さは控えめの塩あんこ。
しっとりと水分量が多く粒感しっかりあって食べ応えありました。
ホイップバターは北海道産クリームで固めの仕上がりになっています。
こちらもスッキリとした後味でくどさなし!
あんこと一緒に食パンにのせるのをおすすめします。
ほかにも魅力的なパンがたっぷり!
オーナーさまと話しながらパンを選ぶのが楽しいですよ。
ぜひ足をはこんでみてくださいね。
About Shop
KUPUKUPU クプクプ
東京都目黒区八雲2-22-14
営業時間:9:00-18:00(売り切れ次第終了)
Instagram @kupukupu_bakeshop
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