こんにちは。あんこ好きの坂本リエです。
パン屋さんやスイーツ店で必ずあんこが使われているものを選ぶのですが、じつは家にもストックしてあります。トーストに塗ったり、バニラアイスに添えたりと幅広く使えるあんこですが、我が家にあるのは望月製餡所のあんこです。
今回は望月製餡所へ行き直接お話しが聞けたので、ご紹介します。
望月製餡所は大田区千鳥町駅から8分ほどにあります。
最初の出会いはたまたま歩いていて「あんこ」という文字を発見。
そのときは買い方が分からず通り過ぎたのですが、やっぱり食べたくて問い合わせをしました。
結果、通販サイト”あんこ百貨店”または望月製餡所で買えることが分かったので、無事に買うことに成功!それからは無くなる前にストックしています。
望月製餡所は老舗でありながら新しい味を求めて常に商品開発を行っていて、季節を彩る和菓子をはじめとして、パン、洋菓子、中華菓子まで広く使われているあんこを製造しています。
小豆のほかに白いんげん豆などおよそ20種類の豆を使用して、様々なあんこを製造しています。あんこの種類は季節によって変わりますが、250種類以上あるそう。秋は芋だけでも5種類以上あるそうで、種類の多さにびっくりです。
こだわりを聞くと「まじめに作ること」と望月さん。
原材料にこだわり、望月製作所では北海道産のものを使用しています。
豆だけでなく、使う砂糖にもこだわりあんこによって砂糖を使い分ける徹底ぶり。
「お客様の好みに合わせることが”あんこ屋”の責任と考えている」。
既製品のほかに、お客様のニーズに応えあんこを製作しているそうです。
あんことは、小豆に代表されるデンプンが多く含まれる豆類を水中にて煮熟し、熱生成させた細胞デンプンの事を指します。
品質は、大きく分けて”色”、”香”、”味”、”舌(触感)”の4項目で可否が決まると言っても過言ではないそう。
「食べる人の味覚によって変わっていく」と話す望月さん。
あんこってますます奥が深い…!
こちらが私がストックしているあんこ。
なぜ好きなのかというと、上品な甘さなのでくどくないところ。そのままパンに塗ってもあんこのあまったるさがまったくないので浮かずに馴染みます。
小豆の風味がしっかり感じられ、柔らかすぎず硬すぎずみずみずしくてなめらかな口あたりなんです。
ちなみに糖度は一緒なので、あとは食感の好み。
つぶあんは世界にひとつしかない特注釜を使ってつくっています。
小豆の雑味を限りなくゼロにしているんです。
私は小豆のホクホクとした食感を感じたいときに粒あんを食べます。
どちらの気分もあるので、両方のストックがないと落ち着きません
望月さんにおすすめの食べ方を聞くと「食パンに塗る」と即答。
私がいつも食べている食べ方で安心しました(笑)
トーストすることで小豆の風味がより際立つのでおすすめ。
そのままでも十分おいしいですが、私は粗びきの塩を少しかけるのが好きです。
あんこの甘さが引き立ってあまじょっぱいの無限ループに陥り、止まらなくなります。
またピーナッツバタークリームとの相性も良く、ハーフ&ハーフで食べるのもおいしいですよ。
おはぎや汁粉はもちろん洋菓子にもよく合いますが、みずみずしいがゆえに唯一大福には合わないそう。
自分で作れるもなかが新発売されました。
おうち時間がながい今にぴったりのスイーツ。
あんこを好きなだけ挟めるのであんこ好きにはたまらないですね。
一緒にお好みのアイスを挟むのがおいしいそうですよ。
またこのあんこは、既存品の小豆あん、こしあんとは違ってこのもなかのために作られたあんこなので、このおうちdeもなかを買わないと食べられません。
今回お話を聞いて勉強になったのは、おいしいかは別として見た目が悪い小豆は粒あんにはできないけどこしあんはどんな小豆でもつくれるということ。
これを知っておくと、あんこを買うときに役に立つかもしれません。
あんこといっても、いろいろな味わいがあり印象も全く違うのでいろいろ食べてみると楽しいです。
ご紹介したあんこやおうちdeもなかのご購入方法は、直接望月製餡所へ行くかホームページのお問い合わせホームからご購入できるので、ぜひ味わってみてください。
About Shop
望月製餡所
東京都大田区千鳥1-9-8
公式サイト
注目記事