和歌山県田辺市の闘鶏神社の参道沿いにある 菓匠二宮。創業は、昭和9年と約87年の歴史を持つ老舗の和菓子屋です。そんな老舗の和菓子屋が生み出した、かわいいおまんじゅうがSNSを始め、話題に。そのデザイン性と、「闘鶏」という文化の融合に今回は着目し、紹介します。
鬪雞神社は、平家物語壇ノ浦合戦の鶏合せの故事に由来するそう。時の熊野別当、湛増(たんぞう)が、源氏と平氏のどちらにつくかに悩んだときに、田辺の新宮で神意をうかがうと(どっちについたらよいか?と神に伺うことに)、巫女(みこ)に「白旗(源氏)に付け」と託宣があった。さらに赤白の鶏を7羽ずつ闘わせると、平氏に見立てた赤い鶏は皆、負けて逃げた。湛増は源氏への加勢を決め、軍船200余隻を引き連れて壇ノ浦に向かったという。
そんな伝説からその名が付き、勝負の神様として御利益があると言われています。そんな鬪雞神社は、多くの参拝客が訪れ、菓匠二宮には休憩で訪れる人が多く、店内はカフェのようにお茶を楽しめるようになっています。
鬪雞神社が2016年、世界遺産に追加登録されたこともあり、誕生したこちらの闘鶏まんじゅう。プレミア和歌山に認定されていて白は柚餡、赤は梅餡となっています。
お菓子の発案とデザインを手がけたのは、イラストレーターの大神慶子さん。有名なフェアトレードチョコレート、People Treeのパッケージイラストで有名です。かわいらしいデザインに、ほっこりしてしまいますね。
中身もこんな感じに。
やさしいおまんじゅうの中は、先述の通り柚子餡と梅餡。どちらもほんのり香りがついていて、柑橘の香りと梅の香りが後味をさっぱりとさせてくれます。
さて、おまんじゅうの魅力もさることながら、このお菓子の面白いところは箱にあります。
パッケージにはこんな表記が。「ニワトリ付き」。
箱から切り外して、ニワトリが約4羽! みんな顔の表情がちょっと違うのが面白い点です。
トントンとして、どちらが勝つかお子さんがいる方もカップルでも懐かしい遊びで楽しめるこちら。お菓子という枠を超えて楽しいこちらのお菓子。お取り寄せで購入することもできるので、手土産はもちろん、差し入れにもぴったりです。
2つ入ったセットも、こんなかわいいラッピング♪ 全国の和菓子屋さんを応援するためにも、ぜひお取り寄せしてみてくださいね。
About Shop
菓匠 二宮
和歌山県田辺市下屋敷町27(MAP)
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日、月1回火曜日
公式HP
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