東大寺・法隆寺・奈良公園…。奈良といえば神社仏閣をイメージされる方が多いかと思います。
実は、かき氷の聖地としても知られているんです。そこには、ある神社と深い繋がりが。
そこで今回、かき氷の聖地と呼ばれている理由と、絶品かき氷のお店を紹介します。お芋や和紅茶のかき氷など魅力的なラインナップです!
奈良時代、平城遷都に伴い春日野に氷池や氷室が造られました。その守護神をまつるために作られたのが「氷室神社」です。
氷の神社として知られており、毎月5月に行われている最大の行事“献氷祭”ではかき氷が無料で振る舞われているそう。
さらに、「純氷」のかき氷をお供えして、祈願をこめ参拝する“献水参拝”をすることもできるなど、昔からかき氷と深ーいつながりが。
それが自然と「奈良=かき氷の聖地」と呼ばれるようになったんです。事実、奈良には唯一無二の絶品かき氷店がたくさんあるんです!
それではかき氷のお店を紹介しますね。
JR奈良駅から一駅、京終駅(きょうばてえき)。3年程前は無人駅だった京終駅を新しく改修する際、併設されたカフェ「ハテノミドリ」。
駅の待合には駅ピアノが。時折聴こえてくるピアノや電車の音を聴きながら、カフェでゆったり過ごすことができます。
そんな「ハテノミドリ」で楽しむことができるかき氷が「和紅茶ラムのかき氷」。
昨年月替わりのかき氷として販売していたところ、人気が高く、レギュラー化になったそう。
奈良の大和高原にて農薬や肥料を一切使わずに栽培された和紅茶。その和紅茶ゼリーに、コクの深いラムミルクシロップ、スッキリした後味の和紅茶シロップがかかっています。
和紅茶とラムの香りが鼻を抜け、口の中で素敵なハーモニーを奏でてくれます。
About Shop
京終駅舎カフェ「ハテノミドリ」
奈良県奈良市南京終町211 京終駅舎内
営業時間:11:00〜18:00(L.O.17:40)
定休日:水曜日
農家が提案する、くだものを楽しむお店「堀内果実店」。直送したくだものだけでなく、完熟果物をふんだんに使ったメニューをスタンド形式で楽しめます。
お店でしっかり熟成させた完熟桃を贅沢に丸ごとひとつのせた、果実店ならではのかき氷「丸ごとももすもも」。
甘酸っぱいすももの生ソースと、桃の中に隠されているミルクエスプーマのまろやかな味わいが絶品。フルーツのおいしさを実感できるかき氷です。
About Shop
「堀内果実園 奈良三条店」
奈良県奈良市角振町23
営業時間:10:00〜19:00(L.O.18:30)
定休日:なし
大和茶大福専門店GRANCHA口福茶寮。
1200年以上の伝統で受け継がれてきた「大和茶」のおいしさをもっと多くの方に知っていただきたいという想いから、大和茶を活かしたスイーツ作りをしています。
そこで味わえるのが、「モンブラン大和煎茶ミルクかき氷」です。
お茶の芳醇な香りと甘さを感じる大和煎茶のミルクかき氷をベースに、濃厚なソフトクリーム(大和抹茶とバニラのミックス)をトッピング。
仕上げに、モンブランペーストでコーティングした新感覚のかき氷。甘さの中にも抹茶の苦味と旨味が残る繊細な味わいです。
※モンブランペーストは、大和抹茶の他、和栗・むらさき芋もあります。
About Shop
「大和茶大福専門店GRANCHA口福茶寮」
奈良市東向中町22
営業時間:夏季 10:00〜18:00(L.O.17:30)、冬季 10:00〜17:30(L.O.17:00)
定休日:なし(但し1月1日休業)
さつまいもの名産地、鹿児島に本店を構える焼き芋専門店「維新蔵」。
400年間培ってきた生産技術、産地だからこそ発展してきた加工技術をもって作られた独自のブランド焼き芋“さつまミライ”を中心にお芋のスイーツを楽しむことができます。
そこで食べられる、お芋専門店ならではのかき氷「Oimoのかき氷」。
オリジナルのお芋のミルクシロップ(安納芋と紅はるかのブレンド)と冷凍芋蜜大学芋のマリアージュがたまりません。
極力甘くなりすぎないよう、後味をすっきりさせるようにシロップの構成なので、氷の美味しさも味わえるのが魅力的!
About Shop
「維新蔵 ならまち店」
奈良県奈良市下御門町4番地 eリュエル 1F
営業時間:11:00〜18:00
定休日:なし
Takuma
インスタグラマー
都内のパティスリーやホテルのカフェを中心に巡り、その美しい写真と丁寧な文章にファンも続々。パティシエ界や編集長も注目のウフ。スイーツ男子部第一号
Instagram(@k.takuma.happy)
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