スペイン バルセロナに訪れたら絶対に食べたいスイーツが「bubó BARCELONA(ブボ・バルセロナ)」のケーキとチョコレート。日々、情熱と鋭い感覚で革新的なお菓子を生み出してきたパティスリーのひとつです。
そんな、「bubó BARCELONA(ブボ・バルセロナ)」の味をスペイン国外で食べられるのは現在、世界でも唯一東京のみ。
今回は、今年2月に日本初上陸を果たした「マンディアン ミックス」を実食、紹介します!!
2020年ごろから大きな流行を生んだチョコレート菓子“マンディアン”。薄くのばしたチョコレートの上にナッツやドライフルーツが乗った姿はなんだか宝石のようにキラキラしていて食べるのがもったいないほど。
見た目の可愛さと単純な作りは“お家でも簡単に作れる”と、マシュマロや好みのお菓子を乗せて楽しんだ人も多いのでは?
実は“マンディアン”はフランス語で“修道士”やその組織にあたる“托鉢修道士”のことを指します。4つの托鉢修道士(ドミニコ、カルメル、フランシスコ、聖アウグスチノ)の修道士たちが纏っていた服にちなんで作られたコイン型のチョコレートが元祖“マンディアン”。4つという数字が肝となり、トッピングに使用されていたのはアーモンド、ヘーゼルナッツ、いちじく、レーズンと、意外にもシンプルな色合いでした。
「マンディアン ミックス」は渡来の“マンディアン”を彷彿させるナッツをベースとした材料と形。そして「bubó BARCELONA(ブボ・バルセロナ)」らしい、新しい挑戦を鮮やかに感じる商品です。
多面から出来た箱はどこか、折り紙で作った紙風船にも似ています。シックなカラーにブランド名がとっても映えますね。
中を開けると、ジャラジャラとコイン型のチョコレートが4種類。それぞれ異なるトッピングがチョコレートに練りこまれています。
キャラメルチョコレートには、ピスタチオとヒマワリの種。見た目は鮮やかな大地の色をしています。ナッツとキャラメルが放つ風味の豊かさは、ホワイトチョコレートともミルクチョコレートとも異なる甘さが魅力です。
ダークチョコレートにはカカオニブが入っています。見た目も味もシックな仕上がりで、4種類のチョコレートを総括して引き締めているような苦みは、食べた時のバランスまで考えているんだなと感動。
ホワイトチョコレートにはピスタチオと松の実が。ホワイトチョコレートらしい甘さとオイリーな後味にナッツの塩味が相性抜群です。
ミルクチョコレートには、ピスタチオとヘーゼルナッツ。これは、誰が聞いても間違いなく美味しいと思う名品の掛け合わせのようなチョコレート。まろやかなチョコレートにナッツの香りが乗って、口の中をチョコレートが支配してしまうほどの美味しさです。
「マンディアン ミックス」の最大の特徴は、トッピングを乗せるのではなく混ぜ込んでいるところ。しかし、大ぶりに砕いたナッツは風味の豊かさとザクザクとした食感がるのでとっても存在感があります。
“マンディアン”の歴史が作った既存のトッピングが意味する“4つの托鉢修道士”。キーナンバーとなる“4”をチョコレートの4種類で表現し、古典的なコイン型を起用。
一方で、“マンディアン”はトッピングを乗せるという概念を覆す、チョコレートに混ぜ込む技法。
チョコレートの歴史を調べるほどに見つかる秘密と「bubó BARCELONA(ブボ・バルセロナ)」が見せる新しい挑戦に魅力と期待しか感じない商品。今後、新しいシリーズが出るたびに買ってしまいそうです!
・「マンディアン ミックス」 2,592円(税込)
About Shop
bubó BARCELONA 表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前5丁目6−5
営業時間:平日12:00~20:00 休日11:00~20:00(カフェL.O 19:30)
定休日:火曜日(祝日を除く)
公式インスタグラム: @bubojapan
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