2022年に入り、サロン・デュ・ショコラを始め、その後に控えるバレンタインもあることから、スイーツ界はチョコレート一色に! 数々のショコラティエたちが輝きを放つスイーツを作り上げ、連日ワクワクするようなチョコレートのニュースの中でも、ひと際目立ったのが「Sachi Takagi」。そんな美しいチョコレートと、コンセプトを実食REPORTを交えながら紹介していきたいと思います。
京都の人気店「RAU」(ラウ)のシェフショコラティエール高木幸世さんによる、2021年秋に誕生したばかりのブランド。生き方や考え方を、植物の力を使い“菓子”の分野で表現するというコンセプト。
「一般的な素朴でナチュラルな色合いのボタニカルスイーツではなく、自然の美しさを彷彿させる色鮮やかさと、深く根を下ろす植物のように長く愛される美味しさを追求。素材そのものが持つポテンシャルに頼らず、味作りの可能性を広げることで、“植物だからこそ出来る”全く新しい価値を生み出します。」と公式サイトから。
生チョコレートながら、この斬新でニューウェーブ感のあるデザイン。プランツベース(植物性)の材料で作られる瑞々しい生チョコレートとなっています。
色鮮やかなデザインは、花びらや風に揺れる木々、空の青さ、雲の流れ、差し込む光など、植物を包み込む自然界をイメージしているんだとか。
やはり何よりも特徴的で、美味しさを感じさせるのは高木シェフのこだわりでもある、カカオ豆から作り上げる自家製ビーントゥーバーチョコレート。コクと香りも素晴らしいチョコレートをベースに、まるで果汁を飲むように、それぞれの味がすっと体に入ってきます。
全6種類のうち、スクエアタイプの4つのラインナップは下記の通り。
<Chocography Lemon>(写真一番右)
イタリア産レモンの果汁をたっぷりと使用した鮮烈なレモンの味わい
(自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGO70%/HUGOBotanical Milk 36%使用)
<Chocograhy Natural>(写真右から2番目)
神秘的で奥深い植物“カカオ”の力強い味わいをストレートに。
(自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGO70%使用)
<Chocography Coffee>(写真左から2番目)
程よい甘みと苦み、クリアな味わいのバランスが取れたコーヒー味。模様は新鮮なコーヒーの実の鮮やかな赤をイメージ。
(自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGO70%/HUGOBotanical Milk 36%使用)
<Chocography Pistachio>(写真一番左)
イタリア産ピスタチオとコスタリカ産カカオの出会い。贅沢な2つの味わいを一緒に。(自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGOBotanical Milk 36%使用)
残りの2種類がこちら。まるでお花のようにパーツの別れたチョコレートは、まるでアートのよう。どちらも果汁感があり、ライチ、柑橘など酸味と甘みを合わせもった瑞々しいチョコレートです。
<Chocography Lychee>
花園を彷彿させるエキゾチックで華やかなライチの味わい
(自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGO70%/HUGOBotanical Milk 36%使用)
<Chocography Orange>
太陽の光をたっぷりと浴びたひまわりのような明るく陽気な雰囲気をイメージ。
たっぷり果汁を使用した瑞々しいオレンジの味わい
(自家製ビーントゥーバーチョコレートHUGO70%/HUGOBotanical Milk36%使用)
この美しいチョコレートは、新宿伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ2022」でも販売される予定。高木シェフによるクリエイションが今後も楽しみです。バレンタインの、ちょっと人と違ったセンスのいいプレゼントにおすすめです。
About Shop
Sachi Takagi
公式Instagram
公式サイト
クリーム太朗
ウフ。編集長
編集責任者。ショートケーキ研究家として、日本全国のケーキを食べ比べる。自身でも、ケーキやチョコレートの製造・販売を目指すべく、知識だけではなく実技も鍛錬中
Photo&Writing/Cream Taro
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