今月のプリン特集で、数多くのお取り寄せプリンを調べているうちに、とてつもなく魅力的かつ面白いプリンを編集部が発見。その名も「プリン研究所」。怪しげなネーミングとは裏腹に、おしゃれなHPとパッケージ。その全貌を暴くため、今回徹底取材してきました。
注文して届いた箱は、まるで理科の実験ボックスのよう。おしゃれでモダンなデザインのこちら。なぜプリン研究所と名前をつけたのでしょうか? そこには実験という要素とは違い、素材・原材料選び、製法にこだわり「本当に美味しい」を追求したそう。
「貴重な食材を最高の状態で食べていただくためにはどうすれば良いか」ということを突き詰めて、「インターネットでの受注生産」の結論に至ったそう。
「注文を受けてから材料を発注し、必要な分だけを作る。これならお客様に一番おいしい状態で、お客様に無駄な金銭的負担をかけることなく日本全国の人に美味しいものを提供し続けていくことができる。」と話すのは、所長の北村さん。
西日本洋菓子コンテスト金賞を受賞しながらも、バリスタとして経験をつみ、2014年6月、インターネット通販専門のプリン専門店「プリン研究所」をオープン。とってもイケメンですよね、そんな熱い想いから生まれたプリン研究所のプリンを、しっかり解説していきます。
今回、プリン研究所さんにおすすめいただいたのは「プリン研究所おすすめプリンセット4種×ソース8種」。その時期におすすめのプリンが4つと小さい容器に入っているのは、ソース。
ソースは、全部で12種類。今回は8種類入ったセットで、「バニラ」「ブランデー」「ラズベリー」「チョコレート」「スイート(カラメルソース)」「ビター(カラメルソース)」「ノーマル(カラメルソース)」「ラム」が入っていました。
ソースとの相性の冊子がついている面白い仕組み。なぜソースをここまでたくさん作ったのでしょうか?
北村さん「このプリンはシンプルなスイーツですが、いろいろなバリエーションがあるのも確かです。その中でも好みが分かれるのがカラメルソース。しっかり焦がしたビターなものが好きな方もいれば、メープルシロップのように甘さのあるものが好きな方もいます。当店では甘いカラメルからビターなカラメルまで、3種類の焦がし加減による甘さの違う自家製カラメルソースをご用意しました。
さらに、バニラビーンズがたっぷり入ったものやラム酒など、お酒の香りをつけたものシナモンなど、スパイスの香りをつけたものや、オレンジのようなフルーツの入ったものなど12種類のソースを開発しました。」
それでは、こだわりソースを食べてみたいと思います。まずはそのまま一口。食べたのは「マダガスカル」のバニラです。なめらかで、卵感がたまらず、トロット系というよりはしっかり生地を楽しめるプリンでした。
「◎」がついていたラズベリーのソースを試してみました。
濃厚なソースが絶妙に。途中で味変を楽しめるほか、カラメルソースを加えて少しまったりさせたり、ソース同士のマリアージュも楽しめます。
コーヒー味のプリンは、チョコレートソースをかけたら濃厚さ×100。一つの味だけではなく、色々な味が楽しめて、友人同士とワイワイも◎。
いかがでしたでしょうか? 「プリン研究所」の素顔は、プリンへの愛と美味しさへの追求でした。ぜひお取り寄せに。
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